37歳で3人目を妊娠!初めて新型出生前診断(NIPT)を受けて見たその費用や検査の内容とは?

こばなし

37歳で思いもよらず、まさかの妊娠。
産むという決断に至るまでは色々と問題がありまして、ひとつひとつクリア(というより納得)させてから、最終的に「産む」という決断をした訳です。
その一つが高齢出産です。
35歳以上はもれなくこの高齢出産にあたってしまうのです。

とはいえ、今の時代40歳を超えた出産なんて「ざら」ですよね。
調べたところによると日本での出産最高齢はなんと60歳(2020年8月現在)らしい。(驚き!)
そんな時代だからか、産科の先生に聞いてみても「まぁ、今の時代、珍しくもないですし、そんなに心配されなくても…」というくらいの感覚でした。特にリスクの説明などを積極的にされる事もなく、こちらが質問しまくるというくらいの感じでした。

とはいえ実際問題、いくら産める年齢上がって高齢出産の妊婦さんが増えたところで、高齢出産自体のリスクが減るわけでもなく、いわゆる「卵子の老化」も昔となんら変わらず年齢ともにおきてくるんですよね。
染色体異常や出産時のトラブルも同じく、35歳から年齢が上がるにつれて上がるという事実は変わらないわけです。

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なぜ出生前診断を受けようと思ったのか

うちは3人目という事もあり、もし生まれた子に障害やトラブルがあった場合、夫婦だけでなく、今いる兄妹の人生にも影響がでてくるのだと思うと、それをリスクといっていいのか分かりませんが、出産を迷う理由としては十分な理由でした。
今の生活が大きく変わってしまうわけです。子供たちに我慢をさせることもあるかもしれない。金銭的にも今と同じ生活はできないかもしれない。

特に、ワカメの出産時に、そういう「覚悟」をしなければならなかった経験もあって、私たち夫婦は妊娠・出産というものに対してとても臆病になっていたと思います。あの時の怖さや決断をまたしなければならないのかと。

そして、今でも四苦八苦しながらの子育てに自信がもてずにいるのに、ましてや次に生まれてくる子供に障害があった場合、愛をもってちゃんと育てていけるのだろうか。自分たちには到底無理なんじゃないかと。。

現時点でわかりうるリスクは知っておきたい。知った上で産むのか、産まないのか判断したい。それが命の選択だと言われても、今の自分たちはできるかぎり「今の生活」を守りたい。それが一番大事だったのだと思います。

そんな経緯や思いもあり、夫婦で相談した結果、新型出生前診断(NIPT)を受けることにしました。

なぜ新型出生前診断(NIPT)を選んだのか

カツオやワカメの時に受けたのはクワトロテスト(母体血清マーカー検査・非確定的検査)で確率が高ければ確定検査を受けるというもの。15,000円くらいだったし、年齢も高齢出産ではなかったため、確率でも低ければ安心できるかなと思い、気休め程度に受けていた感じです。なんせ「確率」なので、高いか低いか数値を見ての見解、判断が結構難しいんですよね。
幸い二人とも、確率がかなり低い数値で、産科の先生にも問題なしと言われたため、確定検査をする事はありませんでしたが、微妙な数字がでていたら、不安だっただろうなーと思います。

今回の新型出生前診断(NIPT)も非確定的検査ではあるものの、陰性的中率が90%以上と高いため、クワトロテストよりも、かなり正確に知ることができます。
ざっくり書くと、陰性とでれば、ほぼ陰性で間違えなし。陽性とでた場合は、陰性の場合が数パーセントあるので、確定的検査の羊水検査が必要になる。そんな感じです。くわしくはこちらのサイトに詳しく書かれています。https://niptjapan.com/

クワトロテストでも、NIPTでも、最終的な確定診断には羊水検査が必要にはなるわけですが、37歳という年齢であれば、クワトロテストの微妙な確率をみてそれを判断するのはちょっと不安だなと思ったので、今回はより的中率の高い新型出生前診断(NIPT)を選択したというわけです。

NIPTで陰性さえでれば羊水検査はしなくて済むわけですから、クワトロテストよりも断然判断しやすいという事です。

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どこで受ければいい? 認可 or 無認可クリニック

NIPTを受けられる施設は「認可」と「無認可」があって、35歳以下の場合は認可施設では検査が受けらません。なので、35歳以下の方は無認可一択
35歳以上の場合でも、認可施設だと、やっている施設自体も数が少なく、事前カウンセリングが必要だったりと少しハードルが高めになっています。
調べてみると分かるのですが、逆に無認可の施設の場合は、ハードルが低過ぎてびっくりしてしまうくらいだったります。
なんせ、美容クリニックや皮膚科がやってたりするので。。。
結局、検査をする施設はあくまでも血液を採取する窓口みたいなもので、そこから国内外の専門機関に送って結果を出すみたいなシステムになっているので、採血さえれできる設備があれば、どこでもできちゃうものなのだと思います。
ただ、料金はもちろん、アフターフォローに違いがあったりするので、受けるクリニックは慎重に選ぶべきだと思います。

無認可クリニックの選び方

陽性時に羊水検査が同じ病院で無料で受けられる、もしくはキャッシュバックされるかどうか

陽性が出た場合の羊水検査(確定診断)の費用の補償は特に大きなポイント。検査の費用が安くても、これが別途で必要だと結果、高額になってしまったなんて事も。同じクリニックで無料で羊水検査を受けられるクリニックを選んだ方が最終的な支出を抑えることができます

最終的な検査会社がどこか

多くの場合は採血したクリニックで検体の検査をするのではなく、外部へ委託します。
海外大手のアメリカのベリナタ・ヘルス社などが有名ですが、中国企業も市場に参入しているそう。
検査会社によって検査の精度が違う場合もあり、出生前検査のミスにより訴訟が起きているケースもあるようなので、検査会社がどこの企業かというところも慎重に選んだ方がよさそうです。
精度が低いと、本来は陰性なのに陽性反応が出てしまう偽陽性の可能性が高くなり、羊水検査が必要になってしまう場合もでてくるかもしれません。
参照:非認可のクリニックの使う検査会社について考える – Human Investor

検査にかかる費用

検査料は施設によってピンキリ。最低限の検査であれば9万円前後から、フルセットで検査をすれば20万円を超える施設もあります。性別の判定や染色体のどこまでを調べるか、双子ちゃんの場合などによって費用は大きく変わってくるので、確認して比較すべきだと思います。

私が今回うけたのはヒロクリニック

無認可クリニックは認可クリニックに比べて数が多いので、選ぶのが難しかったですが、

・検査の場所が駅前で行きやすい場所だった事
・平均的な料金
・プランやオプションが色々あり選択できたこと
・検査会社が大手ベリナタ社との提携
・申し込みから結果までがシステム化されていてスムーズだった事
検査結果が早く分かる事(採血から4日から7日)

などの理由から決めました。

結局いくらかかった? 新型出生前診断(NIPT)にかかる費用は

今回私が選んだプランは以下の内容のもの

全染色体数+1,2,3,4,5,7,8,10,15,18,20,21番染色体全領域部分欠失・重複疾患
既知の12種類に関しては症候群を特定。それ以外の領域の欠失、重複部位も報告

金額 200,000円(税込 220,000円)
+ 互助会費 3,000円(羊水検査の検査費用が税込で最大20万円まで補助される)

ヒロクリニックではカードの支払いが可能でした。

少しの不安も残したくなかったので、今回はこのプランにしましたが、いろんなプランが用意されているので、予算に応じて選択するのがいいかと思います。

いつから受けた? 妊娠何週からなら受けられる?

妊娠10週0日から検査可能で15週くらいまでがおすすめのようです。陽性が出た場合、羊水検査を受ける時間や、その後どうするか検討する時間を考えると、早めに受けるに越したことはないかと思います。
私の場合、とにかく早く結果を知って、考える時間が欲しかったので、10週にはいってすぐ予約をとりました。

新型出生前診断(NIPT)ではなにが分かるのか

胎児の染色体異常が分かる検査。胎盤の中に胎児のDNAが混ざっており、そのDNAを調べることで13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー(ダウン症)の可能性を調べることができます。NIPTで分かるのは、染色体異常だけなので、当然、それ以外が原因の障害の有無はわかりません。染色体異常に関しても、遺伝子が原因となる遺伝子疾患やその他トリソミー以外の染色体異常などは全ての異常を発見する事はできないようです。
その他の検査として、赤ちゃんの異常を調べたい場合は胎児ドックで3D/4D超音波を使って詳しく調べる方法などもありますが、今回はそこまで調べることはしませんでした。
したところで、全てが分かるわけではないし、妊娠過程で異常が出てくる場合もあるし、分娩時にトラブルが発生する場合もある。子供を出産するという事はそういう事なんですよね。その覚悟ができるかどうかという事。
ただ、分かる限りでいいから調べた上で判断したい、というのが私たち夫婦の結論でした。

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検査の流れ 体験談レポート

予約

インターネットからの予約で、空いてる日付を選択したのですが、今回予約したヒロクリニック場合、最短で2日後から予約が可能でした。時期的に空いていたのかどうかは普段の混み具合などを知らないのでなんとも言えませんが、クリニックによって違ってくると思うので急ぐ場合は問い合わせてみた方がいいと思います。

ネットで予約するとマイページなるものができ、問診票やエコー写真のアップロード、プランの選択や説明動画などをみるなどの操作が必要でしたが、どれも簡単にできて、仮予約から本予約まで実にスムーズにシステム化されておりました。

詳しくはこちら ヒロクリニック 検査案内

当日

クリニックがあるのは駅から10分以内の場所で、普通のオフィスビルの中だったので、
「本当にここなん?大丈夫?」と少々不安になりました。
いわゆる病院という感じではなく、オフィスビルの一室を借りてNIPTやってます、という感じで。(説明しずらい)
フロアはパーティションでたくさん区切られた部屋が作られていて、そこ中でそれぞれ、説明から採血までをするという感じ。なんとも機械的というか、システム的というか、効率重視なんだろうなという感じでしたが、ちゃんとお医者様や看護師さんはいて、カウンセリング的な、丁寧な説明も受ける事ができました。
こちらから不安や疑問に思う事なども質問でき、答えてもいただけましたが、ちょっと曖昧な表現だなと感じる部分も正直ありました。
もうちょっと、具体的に聞きたいのに、流されてしまうような感じといいますか。。。
初めての検査だし、高額がゆえ、商売的な匂いも少なくないので、つい疑り深くなってしまっていた部分もあるかと思います。

無事採血を済まし、カード決済をして帰宅。

なんやかんや待ち時間も含め所有時間は1時間弱くらいでした。

結果はどんな風に分かる??

ヒロクリニックでは4-7日後に「検査結果完了のお知らせ」というメールがきて、マイページよりPDFをダウンロードできるようになります。

こんな感じ。

陰性だったためか、特にコメントはなし。
PDFをみるまではハラハラドキドキでしたが、開いて見たらあっさり終了といいますか。
そうか、、と冷静に受け止めました。

まとめ

今回初めてNIPTを経験してみて、費用はかかるものの検査自体はすごくハードルが低く、簡単に受ける事ができました。無認可施設での検査に不安もありましたが、例え陽性の結果がでた場合にも、普段通っている産婦人科の先生に相談できるような環境があれば、今後の対応や赤ちゃんについても詳しく聞く事ができるので、大丈夫かなと思いました。
ただ、検査結果自体が間違っていたなんていう事はないように、ちゃんと信頼できる施設を選択することは重要だと思います。

あとは、出生前診断についてよく議論されることですが、何か異常が見つかった場合にどうするのか、ある程度事前の心構えはしておくべきかもしれません。
出産って、答えを出すのはとても難しい問題。きっと何が正解でも不正解でもないからだと思います。
選択できるという事は、悩みが増えるという事で、今の時代に生きるがゆえのしがらみのような気がします。
悩んで出した答えが、きっと家族にとって一番いい選択になる事を祈って、前に進むしかない。(と自分に言い聞かせてます。。汗)

以上、新型出生前診断(NIPT)についてでした!

注)この記事は、実体験とともに、自分なりにインターネットで調べた事をまとめて書いたものなので、専門的なものではありません。間違っている事もあるかもしれないし、個人の見解もありますので、ご理解いただけますと幸いです。