テレビのない暮らし。こどもにとってテレビは必要か否か。5才のこどもを見て思う事。

こどもと

我が家にはテレビがありません。
結婚前からなくて、そのままカツオが5才になった最近までありませんでした。
特に必要とも思わなかったし、今もあまり思いません。

我が家にテレビがやってきたのはつい最近。
旦那の祖母が亡くなり家の整理のため「テレビはいらない?」と聞かれ
お正月だったこともあり、「大きな画面で映画みたいねぇ」という話になり
祖母のお家にあったテレビが我が家にやってきたのでした。

もともと、テレビを見たいと思う事はなかったけど映画を見たいという欲求はあり
PCで見るのはつらいから、プロジェクターとかどうかな?とか話してはいたものの、中々決断できず特に映画を見ることもなく過ごしておりました。

そもそも、お正月に映画を見たいと思ったのも、5才になる息子にジブリを見せたいという目的があったのです。

オリンピックもあるし、テレビいるかなあ。となり、期間限定のつもりで設置
さらにAppleTVまで購入して、やる気満々。

まさかのジブリがオンラインでレンタル出来ない事を知り愕然となるというオチだったのですが、なんとか近所のGEOに走り「となりのトトロ」を見る事ができたのでした。

そのまま時は過ぎ、片付ける?どうする??と旦那と相談した結果、動画(YouTube)も大きな画面で見せた方が姿勢にも目にも良いよね。となって、結局そのまま設置しておく事に決定。
お正月の期間限定のはずがなし崩し的に常設化してしまったという訳です。

とくにポリシーがあった訳ではありませんが、タイミングだったのかなぁという感じ。
良し悪しはこれから思う事があるかもしれませんが。。。

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家に初めてのテレビがやってきた! 子供たちの反応やいかに

子供たちは、テレビといえば「じいじ、ばぁば」の家で見るものという感じで、「なぜうちにはテレビがないの??」とか「テレビ欲しいー!見たいー!」とか言う事もほとんどありませんでした。
家にはないものと素直に受け止めている様子。

5才の子供にとっては家のルールが全てなんだと実感しました。
他所と違う部分を知っても、比較して「他所と違う!同じがいい!」という感じではなく「他所はこうらしい。でも家はこうだね」と素直に受け止めるだけ。

でも流石に家にテレビが設置されたのを見ると、もう目がキラキラ!わくわく!と輝く輝く。
(やっぱり嬉しそう。。)

「お正月だけだよ!映画みるためなんだから」

と念を押し、テレビ番組はみないという話をしっかりと前置き。
しばらくは、テレビの存在を気にしてましたが、しばらくすると馴染んだようで特に意識する事はなりました。
完全に「こいつはモニターだ」とインプットされたかのようです。

我が家の動画の視聴ルールは
—–
平日(火・木)の2回とお休みの日に30分〜45分くらい見れる。
アニメを見ていいのはお休みの日だけ。

—–
というルールで今までやってきていたので、ルールは変わらずに画面はテレビでみせるというシステムに変更になりました。

大きな画面で見れるのはやはり嬉しいようで、至福の動画タイムが始まると正座をして見ております。
パソコンで見ている時は、ついつい顔を近づけて見がちだったのが、距離をとって見れるようになりました。(夢中になるとすぐ前のめりになって注意されていますが)

ルール化する事により、子供は習慣化してそれが当たり前になるようで、
そこから飛び出す事は以外と言わない。
「テレビ!テレビ!もっと見せろー!キー!」とかならないか不安もありましたが、テレビが常設になっても子供達に特に変化はありませんでした。

テレビのない暮らしの実際のところ。子育てにおけるメリット・デメリットはある?

デメリットは、今までテレビを置いてなかったので、想像でしかありませんが、ない事によるメリットの裏返しがデメリットになるのではと思います。考えられる要所を少しだけまとめてみます。

メリット

テレビの視聴時間がそのまま別の遊びや会話になる

テレビって、暇つぶしにうってつけの道具ですよね。
子供なんて、新鮮だからいつまでも見れると思うのですが、見せれば見せるほど、家族の会話が減ったり遊びの時間が減るわけです。
とくに感じるのは会話。
テレビは一方的に喋っているので聞くだけで、質問があっても返ってきません。会話って、話を組み立てたり、理解しようとしたり結構頭を使うと思うので、単なるコミュニケーションだけでなく読解力も養われるしアウトプットも上手になると思います。
テレビをよく見てる人の印象として個人的に思うのが、どこかで聞いた事のある言葉ばかりを使う人が多い気がします。そこにその人の「思考」がなく、どこかふわっとしている。
思考停止状態とでもいいのでしょうか。
子供にはできるだけ自分の頭で考えれる子になってもらいたい。
だからなるべく会話をして「どう思った?」「なんでだと思う?」を繰り返し話ししています。
そんな大事な会話の時間をテレビに取られちゃうのはちょっと勿体無いかなと思います。

いざという時のテレビ効果の破壊力がすごい

いざという時、ありますよね。
在宅で子供見ながら仕事しないといけない とか
ちょっとお買い物いってくるからお家で待ってて! とか
病気でぐったり・・・ 大人しくしててください みたいな時。

普段からテレビを見ない分、テレビ慣れしてない我が家のこどもたち。
テレビ(というか動画)の効果はすごいもので、子供達はものすごい集中力で見てくれます。
スポット的に使うと効果は絶大なのです。

意図しない宣伝に影響される事がないし、キャラクター的なものが蔓延しない

テレビを見るとNHKじゃない限り嫌でもCMがついてくるので(動画もそうですが)、刷り込みやセールスに影響されて、ゲームだアニメだお菓子だと、親としては全く知って欲しくない情報まで教えてくれちゃうので、子供の欲望は底なし沼となっていきます。
何かに夢中になっている姿は子供らしくって可愛いのですが、すぐに飽きたりもして、心変わりの速さにびっくりしたりもします。

たとえばガチャガチャがその最たるものかと思います。
「わー!なんだかわかんないけどめっちゃ楽しそう!欲しい!やりたい!」と興味フル喚起。
パカっとあけて数分たてば、「あれ?そいうえば「あれ(出たやつ)」どこやった??」となる。
あいつは親の敵。
CMも親の敵。消費者の敵。

そしてさらに我が家は、キャラものがNGです。
理由は夫婦ともども煩い感じが嫌いなこと。見た目的に。
あとキャラクターに左右されると、流行り廃りが起きて物を無駄にする=お金も無駄にする事になると思っているからです。
表面的な可愛さや格好良さではなく、物本来の美しさがわかる子になってもらいたい。自分自身の経験から、子供の時のインプットは本物が多ければ多いほど、将来大人になった時に本物がわかる目を養えると思っています。
なので身の回りのものはできるだけ子供らしいものはあえて選ばず、自分が見ても「いい」と思える物を与えるようにしています。

テレビで適当にアニメとか戦隊物とか見せたりしたらキャラもののCMが流れて、キャラ漬けの道まっしぐらだと思いますので、うちには無くていいなと思います。

余計な情報が入らないから子供がわちゃわちゃしない(気がする)

サブリミナル効果を狙ったCMとか、歌に子供はもろに影響を受けます。
スーパーで繰り返しかかる音楽もすぐに覚えて口ずさむ。
テレビがなかった我が家の子供たちも、親が知りもしない歌を楽しそうに口ずさんでいます。

「それ、なんの歌?? 保育園で習ったの?」ときくと
「〇〇くんが歌ってるねん」と。

変わった歌詞が多くて、子供の歌とも思えないので調べてみると、アニメの主題歌だったり、CMの曲だったりします。
正直このよくわからない歌、聞いていてとっても煩く感じてしまいます。
昔のアニメソングではなく、どこかのバンドの歌だったりするので聞いていても可愛くもなく楽しくもなく。。
「アンパンマンはきみっさー」とか「ひみつのアッコちゃん!」とかだったらなんだか耳障りもいいのですが、大人びた歌詞を子供が歌っているのがとっても違和感で、しかもそれを何度も何度も繰り返し歌う
子供ってほんと覚えるのも早いし真似するのも上手なので驚かされるのですが、親が覚えて欲しいもの、欲しくないものも選別なく取り入れるので、いくら子供が楽しそうでも一緒にいてストレスに感じてしまうことも暫しあるのです。
テレビをよく見る環境だと、アニメに限らず大人向けのCMとかもあるし、もっと影響を受けやすいんじゃないかと思うので、そういう「親にとって余計なもの」を取り入れない点ではメリットなのかなと思いました。
子供にとっては、楽しいことだし、刺激になるのかもしれませんが。。。

我が家は夫婦共に「こども中心の生活」だとストレスになるタイプなので、
できるだけ「共存」というか、「子供は楽しいけど親は楽しくない(我慢する)」みたいな事をしないようにしています。
あまりいい親ではないのかもしれませんが、精神衛生上という感じです。

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デメリット

子供がぐずっても、テレビに頼れない。

子供が小さい時は、「うちの子、機嫌が悪くてもアンパンマンみたらすぐ治るよ」とか聞いたりすると「うちもテレビがあれば・・・アンパンマンがおうちにいれば・・・」と何度思った事か。
テレビがないという事は、テレビをだしに使えない。テレビにでてくるキャラクターも味方にできないというわけです。
子供が成長するとともに、この恩恵は受けられなくなってくるのだとは思いますが、正直羨ましいと思う時もあります。

こどもにとっての情報と興味の範疇が狭くなる

テレビがないとどうしても情報が偏りがちになります。
動画でみるとかだと、自分が見たいものを見る、取りたい情報を取りに行くという感じなので、興味のないものを目にする機会がとても少ない
大人はそれでいいと思うし、余計な情報に翻弄されずに済むのでむしろメリットなのですが、子供にとってはどうなんだろう?と考えます。
何が自分にとって必要、不要なものなのか。いろんなもの・情報をインプットした上での話だと思うので、インプットの数は多ければ多い方がいいのかもしれない。
そういう意味ではテレビというのは局によって偏りはあるものの、色んなジャンルの内容を見れるからインプットには最適なのではと。

テレビで出会えない情報はなるべく動画で見せたりはしてますが、それも親の好みがどうしても出てしまうので、やっぱ偏ってるのかなぁ。それは子供にとってどうなんだろうな。と思ったります。

スポーツとかね。わざわざ動画で見ないですもんね。
巷でラグビが人気だった時も、どんなスポーツか見たことも聞いたこともないのに保育園で覚えてきて「ラグビーラグビー」と嬉しそうに話してました。(切な)

今何が話題になっているか。タイムリーな情報にうとい

これは子供とか大人とか関係なくですが。
今何が流行っているのか、とか世間で何が起きているか、何が注目されているのか。
ネットでニュースも見ますが、やっぱり自分が興味のある情報を取りに行くので、例えば音楽なんて本当に入ってこないです。去年の紅白の出演者、わからない人が半分くらいでした。
まだ5才のこどもにはそれほど流行は関係ないかもですが、もう少し成長すると
「えー? 知らないのー?」 みたいな事になってくる事と思います。
その時子供がどう考えるか。
「自分も知りたい!見たい!」となるのか「ふーん」で済むのかどうか
人と自分は別、という風に捉えることができるのかどうか、興味深いなと思います。

ざっと思い当たるポイントをまとめて見ましたが、今後我が家のテレビ事情はどうなるのか、まだわかりません。
自分も子供の時は普通にを何の制限もなくテレビを見ていた人間なので、それが自分にどういう影響を与えたのか、よかったのか悪かったのか、結論づけるのはむづかしいですね。
ただ、自分の子供にはテレビがなくても困らない、テレビがなくても楽しめる事は知ってもらいたいと思います。

今しかできない事を大切に

と思ってますが、動画の日にお出かけしていると「今日は動画みれないの?」とか聞いてくるので
まだまだ子供には動画やテレビの世界は別格なのだと思い知らされております。