プレゼントや読み聞かせに3・4歳男の子が夢中になるおすすめの絵本|その1

0才からちょっとずつ絵本の読み聞かせをつづけてきて
今では自分で読めるようになってきた今日この頃。

私自身絵本が大好きで、特に大人になってからは、小さい頃に大好きで読んでいたお気に入りの絵本とか、絵の可愛い気になる絵本を見つけては買ったりと、ちょっとこだわりを持って選んできました。

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わがやの絵本を選ぶポイントは

  • 絵や色がきれいであること
  • 昔からある本を選ぶ(なるべく)
  • 自分自身(親)が好きと思える話であること
  • 日本だけでなく外国の絵本も積極的によむこと

綺麗な絵や色づかいの絵本で美的センスを養ってほしい

絵本はストーリーだけじゃなく、絵もとっても大事。
いくら話がいいものでも、絵がいまいちだとあまり記憶に残らなかったり。。
逆に絵がよくても、ストーリーがいまいちだと、これまた心に残らない。。
自分にも身に覚えがあります。
思い出すのは、やっぱり「あの絵の、あのページの」絵なんですよね。

子供の頃からできるだけ美しいもの、可愛いものをたくさん見て、美的感性を養ってほしい。
好き嫌いはあっても、何がほんとにいいものか、本物か。
見る目ってきっと、本物をどれだけ見てきたかで養われると思う。
子供はカラフルなもの、面白いものが大好きで、漫画みたいな可愛いキラキラしたものが大好き。
でも

面白い!カラフル! = 美しい

ではない事を知ってほしい。
紙がもつ温もりや、人の手が描く絵の愛らしさ。
アニメにはない、大事なもの
が絵本には詰まっています。

美術的センスはちょっとだけ人より教養があるので、子供達にも少しづつ伝えていけたらなと思っています。

昔からある絵本はやっぱりすごい

自分が子供のころからある絵本は、やっぱりいいものが多いです。
自分もよく読んだ話だと読む側の感情も入りやすいし、安心感があります。
プレゼントするならやっぱり安定の名作ものが一番。

自分自身(親)が好きと思える話であること

これもとっても重要だと思います。
子供ってほんと繰り返しが好き。同じ絵本、何回も何回も「よんで!」といいます。
親も正直、「またコレですか…」と正直あきてきます。
自分が好きじゃない話を何度も読むのはとってもキツイです。
なので、親も一緒に読んでて楽しくなるような絵本が一番!

日本だけでなく外国の絵本も積極的によむこと

外国の本は正直、英訳が微妙なものが多い気がしますが、ストーリーのオチも独特だし、色使いも日本人の感性にないようなカラーが使われていたりしていて、日本の絵本とはまた違った魅力があります。
イギリスの2階だてのバスだったり、金髪の女の子や田舎の風景。チーズやこどもの寝室。
普段見る事のない風景が出てきたりと子供の興味を広げるきっかけになりそうです。

以上のポイントを踏まえて我が家で選んだおすすめの絵本を少し紹介します。

4歳のこどもにおすすめの絵本

からすのパン屋さんかこさとし

あらすじ

いずみがもりに住んでいるカラスのパン屋さんの夫婦に4わの赤ちゃんが生まれます。
赤ちゃんの子育てで大忙しのパン屋さんは、パンを焦がしてしまったり、掃除ができなかったりと大変です。
それでもすくすく元気に育ったカラスの兄弟たち。おやつはいつも焦げたパンやはんやきパン。
おやつパンを学校でお友達にわけてあげると、おいしいとたちまち人気になりました。
お友達が買いにきて、たくさんのパンの種類が増えると店は大繁盛になり、森じゅうのカラスが一斉に押しかけます。大騒ぎになって火事だなんだと勘違いしたカラスたち。
消防隊や救急隊も駆けつけて…パン屋さんは一体どうなってしまうのでしょう。

シリーズ化しているロングセラーの人気絵本です。
この『からすのパン屋さん』は特にいろんな可愛いパンが出てくるので、パン好きな幼児なら特に食いつきがいいと思います。
文章量はある方ですが、文章がリズミカルで読んでいて楽しいし、子供もセリフを暗記して突然言い出すくらい。4歳児にはこれくらいのストーリーのある話がちょうどよいと思います。
色使いも懐かしいレトロな色合いで、とっても可愛い。

消防隊や救急隊、武装警察など子供が好きな要素がさりげに出てくるところもポイントたかしです。

かこさとしさんの他おすすめ

探すのを楽しむ系です。

こちらも絵がかわいい

大好きなキャラクターグッズとセットでプレゼントもおすすめ

こんなかわいいの、あるんです。うちはキャラものが好きじゃないので(私が)基本NGなのですが、絵本の主人公なら許せちゃう。というか欲しい!
絵本のカラーリングって優しい色あいのものが多いので、インテリアに馴染みやすいですね。

絵本ナビ には絵本のキャラクターのグッズが色々あって、どれもめちゃくちゃかわいい。。絵本好きにはたまりません。
クリスマスのプレゼントなんかにぜったいいいです。
出産祝いにも、以外と絵本のグッズのセットって案外なくていいかも。

ちいさいおうちバージニア・リー・バートン

あらすじ

むかしむかし、田舎のある丘に、きれいなで丈夫なちいさいおうちがありました。ちいさいおうちは丘の上で移り行く季節を感じながら静かに時を過ごしていました。ちいさいおうちは遠くの街の明かりを見て「まちってどんな所だろう」と思っていました。
ある日、馬の引っ張っていない車(自動車)が現れて、そこから町はどんどん姿を変えていきます。
道路ができ、人が増え、夜でも明るい町になり…。どんどん開発が進み、高層ビルが建ち、電車が走り、周りの人たちはとても忙しそうに歩くようになりました。ちいさいおうちは、変わらずそこにいましたが、ペンキははがれおち、窓は割れボロボロになってしまいました。
ところが、ある朝ちいさいおうちの前を通りかかった女の人が、ちいさいおうちを見つけて…

作者のバージニア・リー・バートンはアメリカの画家、デザイナーさんでもあります。
とにかく絵が素敵。版画のようなタッチで色使いがとても可愛くて、そのまま飾りたいくらい大好きです。
そしてストーリーも大人になると泣いちゃうくらい、切なくて、いいお話です。
春夏秋冬のそれぞれの季節の風景が、こどもたちにも感じてもらいたい、知っててもらいたい自然の豊かさや美しさが絵につまっています

「もう いつはるがきて なつがきたのか いつがあきで いつがふゆなのか わからない」
街が変わってゆく寂しさを表したこどばですが、この本を読んで、自然と共に生きるしあわせや大切さを子供達にも感じてもらえたらなぁと思います。

バージニア・リー・バートンの他おすすめ

のりもの好きな男の子におすすめです。カツオも大好きで何度も読んでいます。
プレゼントにもいいですね。

11ぴきののねこ馬場のぼる

あらすじ

11ぴきののらねこたちは、いつもおなかぺこぺこで1ぴきの魚をとりあっておりました。ある日じいさんねこに、湖に大きな魚がいると教えられ、「どんな大きな怪物だって、みんなで力を合わせれば捕まえられるよ」とはりきって、いかだ船でいざ出陣。ねこたちは、魚の怪物に襲いかかりますが、何度もはねとばされてしまいます。諦めずになんども立ち向かい大格闘の末、ついに怪魚を生け捕りに!
ところが帰る途中に…

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子どもの文化普及協会

愛らしいねこたちがくりひろげる『11ぴきのねこ』はシリーズで大人気。
可愛いけど、いじわるだったり、急に優しくなったり、自由気ままで一生懸命な憎めないやつ。
カツオも大好きで、何度も何度も読みました。セリフも丸暗記!
独特のセリフまわしが面白くって夢中になって読み進めます。
起承転結がしっかりしててアニメの感覚に近いかもしれません。

色づかいがとにかく可愛いし、おしゃれなんです。
とくにこのシリーズ最初の「11ぴきののねこ」が一番素敵。
後半の作品になると、猫の色も水色になって、よりアニメっぽくなります。
話は面白いのですが、絵にこだわるなら、最初の方をお勧めします。

馬場のぼるさんの他おすすめ

シリーズぜんぶ集めたいくらい面白いです。
中でもおすすめはコレ!

「11ぴきのねことあほうどり」を試し読みする

大好きなキャラクターグッズとセットでプレゼントもおすすめ

11ぴきのねこは人気のキャラクターだからグッズが豊富! あれもこれも欲しくなちゃいますね。
靴下かわいすぎる。。。

ちなみにうちはコレを買っちゃいました。
ひらがなを覚えるのにいいかなと思って。

あいうえおの本安野 光雅

ひらがなが美しく描かれています。
「あ」のページには「あ」のつくいろんなイラストが散りばめられていて、大人も一緒に楽しめる本です。
文字はないので、こどもの知らないものの名前を教えてあげたりして、こどもとの会話も楽しめます。
好き嫌いはあるかもしれませんが、とにかく絵が繊細で美しいので見てるだけで楽しくひらがなが覚えられますよ。

安野 光雅さんの他おすすめ

知育みたいになっちゃうけど、数字に興味を持つきっかけになれば。


みてるだけで楽しい旅の絵本。ロングセラーですね。

こどもたちがお気に入りの素敵な絵本に出会えますように。

その2:冬に読みたい絵本 & クリスマス編