沖縄西表島へ赤ちゃん連れ家族旅行!
荷造り準備・持ち物編

リゾート旅行の準備と荷造りのコツ

8月の終わりに、子供3人をつれて沖縄の西表島へ4泊6日の家族旅行に行ってきました!
3人目が生まれてから、キャンプや近場への旅行は何度か行っていたももの、飛行機をつかった遠出の大きな旅行は初めて!子供3人分の荷物や、1歳の赤ちゃん連れの飛行機、しかも離島という中々ハードルの多いドキドキの旅行となりましたが、なんとか無事帰ってこれましたので、大変だったことや、後悔したこと、次はこうしたい!などなど参考になればと思い、レポートしたいと思います。
まずは5人家族の荷物の準備編から!

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大人2人+子供3人分の荷物は一体どれくらい?夏の沖縄4泊分の荷物の量はこんな感じ!

旅行といえば、予約の次に待ち構えている難関、それは「THE・荷づくり」です。
旅行は好きだし楽しいけど、この荷造り&荷ほどきがストレスで腰が重い人は結構多いハズ。
育児は分業なんていう時代ですが、なんだかんだ、ここは母親のテリトリーで夫はノータッチ。やらないし、こっちも任せられないんですよね。見えない育児ってよくいいますが、お出かけの準備もその一つかなと思います。

自分だけなら準備めっちゃ早いのに、子供の人数分の水筒、帽子、着替えやおもちゃ。。。無駄がなく、なお且つ困る事がないように頭フル回転で準備してるのに「なかなか出れないね」とか「荷物多くない?」とか言われて、忘れ物があったら、「なんで確認しないの?一番大事なやつやん。。」とか文句言われる始末。。。

なのに夫に任せたら、「最悪、現地調達でいいやん!」とか言って、買いに行く時間もお金も無駄にするやつ。ああ、考えれば考えるほど、理不尽で腹立つ!

あ、ついつい愚痴が止まらんくなってしまいましたが、本題。

低学年と幼児2名(カツオ(小2)ワカメ(5)タラちゃん(1))の3人の子たちの荷物がいったいどれくらいになるのか。しかも今回は沖縄という事で、マリンレジャーを予定しての荷造りになります。

ちなみに私は荷物は多くなるのが嫌いなので、なるべく最小限で準備するタイプ。例えばパジャマとか、必須ではないけど快適に過ごしたいからあると良い、というジャンルのものは基本持っていきません。(旦那はスウェット上下もっていくタイプで地味に嫌…) 子供達は家でも布団が暑いといって、Tシャツにパンツ一丁のスタイルなので、旅行でも次の日に着る服を着させてパンツ一丁です。

とはいえ、防寒具や薬類など「もしも」の時に備えた荷物はやっぱりないと心配なので、あれもこれもと嫌でも荷物が増えていきます。
今回は離島なので、現地調達が難しいことも予想されたので、なるべく事前準備をして家にあるものは持っていく事にしました。

全部まとめるとスーツケース(大と中と小)3つに各自手荷物1つずつという結果に

今回用意したのは一番大きいスーツケース(たぶん144L)と中型のスーツケース(80Lくらい)。あと、旦那のビジネス用の小型タイプ。大きい方はほぼ、マリングッズで埋まり、中型の方は衣類など身の回りのものを中心に入れました。小型は旦那専用に。

4泊といえど洗濯する事を念頭に、着替えは3回分と宿泊数より少なめの用意に。ただし、子供たちの分は汚したり濡らしたりの可能性があるので、下の子達は多めにプラス1、2着を用意しました。夏なので短パンが基本ですが、虫対策用に長ズボン&長袖も入れた内容です。

衣類は夏物という事もあり着替えの量は以外と少なく済みました。あとはオムツを一日8枚で想定して少し多めの50枚くらい。オムツは現地調達で買えるのでもっと少なめでもいいかと思いますが、割高になるし、余るのが嫌でちゃんと持っていきます(ケチ)。

マリングッズはレンタルする? 人数と使用日数でコストを計算

西表島ホテルのレンタルでシュノーケル4点セットが一日2,000円 (ライフジャケット&マスク&シュノーケル&フィン)。ライフジャケットだけなら500円でレンタルできるようです。
この金額なら海水浴を1日しかしない、とかであればレンタルが楽で良さそうです。

今回の旅行ではカヌーとシュノーケリングをする予定で、何日するかも決まってなかったのですが、最低でも2日は海に行くだろうと考えると、せっかく全部持っているし、荷物に余裕があるのなら持っていこうという事になりました。

最後まで迷ったライフジャケット

ライフジャケット、めっちゃ嵩張るんです。しかも大人のも含めて4人分。
でもレンタルも人数分借りると結構お金がかかるし、レンタルできる場所が都合よくあるとも限らないし、できるなら持っていきたいと思ってたんですが優先順位は一番最後。荷造りの最後の最後で全体的に圧縮して抑えるとなんとかスーツケースに収まったので、今回は頑張って持っていく事になりました。

わが家で使ってるのはモンベルのライフジャケットです。ずり上がり帽子のベルトもちゃんとつてるし、調整がきくのでちゃんと体にフィットさせる事ができます。

ライフジャケットって使う頻度は少ないし値段もピンキリなので迷ったんですけど、万が一の時の為なのでちゃんとしたものを購入。モンベルはリセールが効きやすいので、最終的には高くない買い物かなと思われます。サイズ展開は2種類で色も3色から選べます。

シュノーケルセットは人数分必要か

今回もっていったシュノーケルセットは、大人用2セットと子供用(フィンなし)1セット

理由は、ワカメ(5)はまだうまくシュノーケルつけられるか分からなかったから。使いたい!となったら、カツオと共有してもらえばいいかと思い、子供用は1つ。

代わりに水中めがね(のぞきメガネとかたこめがねとかいうらしい)と小さいボートを別に購入してみました。

これはこれで嵩張るけど、今回はお試しという事で。子供達が使いやすそうであれば来年も持っていこうと思います。ちなみに、水中メガネは空気を入れて膨らませるタイプもあるので、嵩張る場合はそちらの方がいいかもしれません。(うちは耐久性をとった…)

今は一番下の子がまだ1歳ということもあり、海やプールには入れない予定なのですが、数年後にはライフジャケットがもう一枚増えるのか。。。と考えると、もうレンタルはお金がもったいないから…なんて言ってられなくなりそうです。^^;

子供の荷物。持てるものはなるべく自分で持ってもらう

子供達の個別の荷物はそれぞれのリュックでもたせます。
年齢も違うので持っていきたいものが違うし、共有にするとすぐ喧嘩になるので、自分のものは自分で前日に各自用意してもらうことにしています。

子供達のリュックの中身は

・暇つぶしグッズ(折り紙・人形・本・お絵描きセット・ルービックキューブ等)
・防寒着(ウィンドブレーカー等)
・おやつ袋

などなど。

一旦自分で用意してもらって、最後に私がリュックの中身をチェック。
チェックしないと、絶対旅行中に読めないであろう分厚くて重たい本を数冊入れていたり、普段全然使っていないおもちゃをなんとなく雰囲気でもって行ったりしてリュックが激重でパンパンなんて事になっちゃうので。笑

「リュックが重いからもって〜!」となる事は目に見えているので、自主性を重んじつつも、ある程度は親の精査は必要という感じです。

旅行中のおやつは自分で選んで自分で管理

自分が子供の頃は学校の遠足でおやつがあって、金額内で選ぶ楽しさや、お買い物の楽しさがありましたが、最近の学校はアレルギーの観点からか、おやつなしの学校が多くなっているようです。
うちの学校も同じくおやつなし遠足。なんだか寂しいですよね。遠足といえばおやつ!くらいの重大イベントだったのに。

なので、わが家ではこういう旅行の機会に、遠足みたいに金額を決めて、自分で食べるおやつを自分で選んで持っていくという事をやっています。お菓子は色々選べるように安くて小さな駄菓子や、小分け袋のものが中心。近所に駄菓子屋はないので、大きめのスーパーの駄菓子コーナーや100均などに旅行前に子どもたちと一緒に行って買いに行くか、買いに行く時間がない時は私が内緒で用意して、当日のお楽しみにする事もあります。それを各自のおやつ袋に入れて自分のリュックにいれて持ち歩き、おやつの時間に各自選んで食べるという感じ。

この方法だと、自分でおやつを選択できる喜びや、どの順におやつを消費するか考えて食べる楽しさがあっていいかなと思っています。

簡単に作った巾着に入れて、嬉しそうに覗き込んで「どれにしようかな~?」ととっても楽しそう。兄弟で交換し合ったり、消費のスピードも違ったりして、見ているこっちも楽しくなります。

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ベビーカーはレンタル可能かホテルに確認!滞在中は無料で貸してくれるホテルも

乳幼児の必需品、ベビーカー。普段の旅行なら必ず持っていくのですが、今回の行き先は沖縄。
沖縄での移動は車中心になる事と、観光場所も長時間歩くようなところを予定していなかったので必要ないのでは??と考えました。

というのも、スーツケースが3つもあるので、プラスでベビーカーも一緒に押すとなると結構大変。手荷物の荷台代わりになるというメリットもありますが、押すものが増えるのは確かなので、子供たちに手伝ってもらったりしないと同時に押すのは難しくなります。

色々調べたら、リゾートホテルではベビーカーが借りれるという情報を知り、早速宿泊するホテルを調べてみるとレンタルが可能だったので、今回はベビーカーはなしで、必要なタイミングがあればホテルで借りる事にしました。

空港内でもANAやJALなど航空会社のベビーカーが借りられるので、結果的にベビーカーがなくて困った事は特にありませんでした!

娘はまだ1歳なので、ベビーカーがなくても長時間でなければ抱っこ紐でも全然大丈夫でしたが、年齢があがるとまた違うかもしれません。空港からの帰りの電車とか、タクシー・バス待ちなど親も疲れてきたタイミングで長時間待たされるような事があると「抱っこー!!」ってなって結構大変かもしれません。2、3歳の大体歩くけど、疲れたり眠くなると抱っこになる年齢が一番大変ですよね。体重もずっしりですし。。

お子さんの年齢・体力によってではありますが、色々シュミレーションしてみて、本当に必要かどうか判断したいものですね。

荷物には優先順位をつけて準備するのが無駄を減らすコツ

長期の旅行になると、あれも、これもとなりがちになるので、荷物には優先順位をつけて整理するのがおすすめ。絶対必要なものと、最悪なくてもいいもの。

薬など、調達が難しいものは必須。カメラや遊びに必要なものも旅行を楽しむためには削減しないほうがいいと思います。せっかくの思い出ですから。

タオル類はホテルのものをビーチに使ってもOKなホテルだったり、まだ離乳食の赤ちゃんのベビーフードも、ホテルのビュッフェで既製品(レトルト品)がそのまま用意されていたりと以外となんとかなるもの。ビュフェならおかゆや茹で野菜など赤ちゃんでも食べられるメニューが結構あるので、大量に用意してもってきたベビーフードが意外と余っちゃったこともありました。

朝食ビュッフェのひじき煮と白米とナイロン手袋でミニおにぎりをつくる図

足りなくなればスーパーで買い足せるものは、荷物を減らすためにも、少なめに用意するくらいでよさそうです。あと、着替えも以外と洗濯したり、気にならなければ同じものでなんとかなったりするので、宿泊日数より少なめでも大丈夫かと思います。

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荷物を送る選択肢も検討すべし!

時間とお金に余裕がある場合は、ぜひ検討してほしいのが、荷物を宿泊先に送っちゃう方法。飛行機などの移動がストレスフリーになるし、持っていく荷物の量もシビアにならずに済みます。

スーツケースのサイズにもよりますが関西から沖縄だと3000円から6000円くらい。飛行機のカウンターであずけても超過料金がかかったりする事を考えると、高くはないと思います。
子連れで、スーツケースをゴロゴロ引いて移動するのは結構な労力が必要なもの。
電車での移動がある場合は特に大変なので、ぜひ検討したいところ。

注意したいのは、離島など送付先によっては日数がかかる事。
今回行った西表島では、帰る時に荷物を送ろうとホテルのカウンターで聞いたら、天候によっては2週間かかる場合もあると言われて断念。いらないものだけなら良いのですが、お土産が入っているとか、汚れ物が気になる場合、帰ってから必要なものがある場合は考えた方がいいでしょう。

行きに送る場合も、間に合わないと大変なので、余裕をもって準備が必要です。ホテル側にも確認して、何日前なら送って大丈夫か確認した方がいいかもしれません。


幼児連れの旅行準備はほんとに大変。
なるべく不必要なものがなく、けど、困ることがないように、事前調べと優先順位をしっかりつけて挑みたいと思います。
子の年齢が上がるにつれて、必要なものは自分で準備したり管理をしてくれるようになるのでとってもラクになるし(最終確認は必須!)、大人のキャリーケースを押してくれたり(むしろやたら押したがる)、「荷物ちょっと見といて!」と見張りをお願いして目の届く範囲で少し離れるという事も可能になるので、荷物は増えるけど母の負担は軽減されるようになるかと思います。

旅行に行くたびに、前回はこうだった、あーだった、とか思い出して子供の成長を実感できるのもまた家族旅行のいいところですね。子供が大きくなれば、いつまで一緒に行ってくれるか分からないので、今のうちにいろんなところに一緒に行きたいなと思います。