電子レンジをなるべく使わない離乳食作り!シェラカップと炊飯器でラクする離乳食

現在、わが家は3人目が離乳食期真っ只中。
離乳食の大変さを経験済みなので、離乳食を始めるのに、とにかく腰が重くて重くて。
気がつけば8ヶ月。世間の離乳食開始目安の月齢より、大幅に遅れてスタートしました。

3人目の、とくかくやる気のない離乳食作り。(娘よ。ごめん)
これまでは割となるべく手作りを頑張ってましたが、とにかくバタバタの3人育児ということで、今回はレトルトも積極的に使っていこうとも思っています(キッパリ)。そして(娘よ。ごめん)

とにかく、簡単に、楽に離乳食を乗り切る方法を考えて見た結果、3人目にしてたどりついた私流の離乳食のサボり方を披露してみたいと思います。

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王道・電子レンジはなるべく使わないという選択

「離乳食 簡単」とかで調べると、よく電子レンジで簡単レシピが紹介されているのを見るのですが、私にとってはこの電子レンジが結構くせもので、どうもうまく使いこなせない。

加熱しすぎて、おかゆが爆発したり、人参がカピカピになっちゃたり。あと、様子を見ながらガチャガチャなんども扉を開け閉めしないといけなかったりするのも好きじゃない。楽できるはずなのに、なぜか逆に面倒に感じるし、逆に手間と時間がかかっている気がする。

え?これって私だけ?

ともかく、目で確認しながら加減を調整できる直火の方が自分にあってるなーと思ったので、3人目の離乳食は、電子レンジをなるべく使わない方向で、かつ離乳食を楽に乗り切る方法を考えました!

少量調理に便利!電子レンジからシェラカップでの直火調理にチェンジ

まず思いついたが身近にあった、アウトドア御用達のアイテム「シェラカップ」

甘酒を飲むときや葛湯を作る時などのちょこっと加熱に便利なので、普段からキッチンでちょこちょこ使ってはいたんですが、とにかく少量の調理にちょうどいいので、これは離乳食にはうってつけなのでは?と思って使い始めてみたら・・・これがめっちゃ快適!
これは是非、直火派におすすめしたいと思いました。

ここが便利!
シェラカップが離乳食に向いているところ

少量を調理できる

冷凍おかゆも、ご飯から作るおかゆでも、シェラカップに水と一緒にいれて煮るだけでいい感じに解凍できるし、お米の柔らかさや緩さも調整がしやすい。
離乳食用のうどんも少量から茹でれちゃう。
お湯が沸くのも早いので、冷凍野菜をぶち込むだけの、1人前のスープ類も簡単に作れちゃいます。

片付けが簡単。そのまま器にもできちゃう。

使い終わった後も、小さいカップを洗うだけなので場所もとらないし、簡単に洗えちゃう。キャンプの時と同じように、調理してそのまま器として出す事もできるので、より片付けが簡単になっちゃいます。収納も引き出しに入るサイズだから使わない時も場所を取りません。

冷めるのが早い & 冷ます事ができる

あと、離乳食あるあるだと思うんですが、作ったものが熱すぎて、すぐ食べさせてあげたいのに、なかなか冷めない時。うちわで仰ぐのも手ですが、シェラカップなら熱伝導がいいので、器ごと保冷剤の上においたり、氷水の器に重ねたりすれば、結構早く冷めてくれます。

簡単にまとめるとシェラカップは、少量を、様子を見ながら加熱できるので、失敗が少なく、感覚的に作れるのが最高なんです!

小鍋がわりに、食材の仕込み用に、インドアでも余裕で使えます

シェラカップ、小さいものなら、大きいものでとメーカーごとにいろんなサイズが展開されているので、使用用途の幅も広がります。一人分の飲み物や、カットした食材を入れておいたり、調味料を合わすためのボールがわりにもなるし、赤ちゃん食器としても持ち手がいい感じに掴みやすいようで、上手に掴んで食べてくれています。落としても、叩いても割れないし、軽くて丈夫

アウトドア用だけでは勿体無すぎるポテンシャルを持っているので、是非普段のキッチンでも使って欲しい。むしろ、キャンプに行かない人にこそ知ってほしい、使ってみて欲しいアイテムなんです(激推し)。

サイズが小さいので、コンロで使う時は工夫が必要です

注意点があるとすれば、ただ一つ!
小さいがゆえ、コンロの五徳に乗らないこと!(めっちゃ重要やん・・・)

お餅用の網をつかったりして、工夫してのせる必要があります。
小さい鍋がのる五徳っていう商品もあるみたいなので、こうゆうのもあれば便利そうですね。キャンプの時にコンロ使う時にも使えそう!

ちなみに、ご自宅がIHの場合、シェラカップ定番のチタン製品は使えません。が、ちゃんとIH対応のシェラカップもありますので、オール電化のお宅は確認してから購入しましょう!

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冷凍ストックは最小限! 取り分け調理を基本にした都度調理が以外と楽だった

離乳食は多めに作り置きして、冷凍ストックが王道。だと思うのですが、冷凍って小分けにする作業、結構面倒なんですよね。ラップに纏めたり、タッパーに仕分けしたり。チンするだけなので、確かに楽なんですが、そんな仕込みすら面倒になってきたという境地です。

一人目の時は、時間もあったから仕込みもできたし、親子別々のメニューの方が考えなくて済むから良かったのですが、子供が増えて3人となると、普段から薄味が基本で野菜は多めのメニューだし、スープ系は多めに作る事が多いので、取り分けメインでやる方が手間が減って楽になってきたのです。

ただ、その具材になる野菜はあらかじめ用意してある方が時短になるので、蒸し野菜を多めに仕込んで色々使い回しができるようにしています。

蒸し野菜やゆで野菜って仕込むのが面倒だなって思ってたんですが、簡単な方法があったんです!

おかゆだけじゃない!炊飯器を使えば、蒸し野菜だって簡単調理

炊飯器をつかってお粥を作る方法は、離乳食本でも紹介されているし、それ専用の調理カップも販売されていますよね。私も一人目のときから、ほぼこの方法でお粥生活を乗り切りました。

ご飯は基本毎日炊くので、冷凍ストックがなくても、おかゆが都度簡単にできるので、とっても重宝する方法です。主食なので、朝やお昼のために、ちょっとは冷凍してましたが、夜はこの方法で常に出来立てのおかゆや軟飯をあげることが出来ました。

その強い味方の炊飯器、なんと蒸し野菜だって簡単に作ることができるんです!

蒸し野菜は早炊きコースで20分で完成!

おかゆだけじゃなく、野菜も一緒に掘り込めば、同時に加熱できることは知ってたのですが、野菜のみでの蒸し調理は知らなくって、今回が初挑戦。

方法は本当に簡単で、炊飯器に野菜と少量の水を入れて、スイッチをおすだけ!
しかも早炊きコースでもできるから時間もかからないという画期的な方法。。

すごい。。初めに試した人天才すぎる。。最近の調理家電の発端はきっとこうゆうイレギュラーな使い方から始まってるんだろうなと思うと、主婦の知恵も侮れませんよね。

炊飯器蒸し野菜を常に冷蔵ストック。
(ただし1日以内に使いきるルール)

根菜から葉野菜まで一気に蒸して、冷蔵庫にストックしておき、離乳食にも、普通食にも使い回す。
衛生面を考え、毎回再加熱して調理すること、保存期間は基本的に当日をルールとしました。

離乳食について調べると、なるべく冷蔵保存は避けて、都度作るか、冷凍するのがいいと書いてありますが、10ヶ月頃なら、落ちたものを口にいれる事も多々あるし、そこまで神経質にならなくても大丈夫かな、というあくまでも個人的な判断です。月齢の浅い離乳食初期は慎重に、かつ衛生的に都度調理がいいと思います。

ストック野菜が残ってしまった時は、その日の晩のおかずや、味噌汁に入れたりして使い切ってしまいます。
パッと一品作りたい時や、汁物の具に、和えるだけ、入れるだけで出来ちゃう蒸し野菜があるとめちゃくちゃ便利で安心なので、離乳食が終わっても出来ればストックを続けたいと思っています。

ストックが切れた緊急時は、ご飯の炊飯時に野菜をイン!

まとめて作った蒸し野菜のストックが切れた時は、ご飯の炊飯時に野菜をそのまま一緒に入れて、普通に炊いちゃいます。葉物野菜は水分がでるのでご飯に影響しちゃうから向かないと思いますが、人参やさつまいもなどの根菜は、色移りは多少あるものの、気にならない程度なのでおすすめです。
色移りや、匂い写りが気になる場合は、野菜をアルミホイルに巻いてから入れるとある程度防げるようですよ。

この方法は、お弁当の時にめっちゃおすすめなんです!
ちょっとだけ彩りにほしい人参や、さつまいもなどを、夜のうちに炊飯予約したお米と一緒にいれておけば、朝にはほかほかご飯と一緒に茹で野菜ができちゃいます

取り出して、はちみつバターで和えたり、胡麻和えにするだけでおかず一品が楽々完成! もう、煮物から人参だけ取り出すとか、しなくていいんですよ。(え?しない? え?)

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冷凍野菜は市販品をストック

基本は準備しているものの、おでかけや旅行の後とか、ストックを切らしてしまう事もやっぱりあります。蒸し野菜もない、生野菜もない、そんな時助かるのはやっぱり冷凍食品!

うちでは、コープを利用しているので、かぼちゃのダイスカット、枝豆、ほうれん草、いんげん、コーンなどをよく購入してストックしています。ちょっとした彩りにも使えるので、めっちゃ便利なんですが、割高ではあるので、なるべく緊急時にしか使わないようにしています。

ちなみにミックスベジタブルも定番で人気だと思うのですが、コーンだけ欲しかったり、人参だけ欲しい時とかもあるので、単一の野菜の方が使いやすいかなと思います。


3人目でいきついた離乳食を乗り切る方法。いろいろ気にし始めたらキリがない離乳食ですが、育児本どおりにするほど時間も元気もない。
だから私は、ある程度はスルーして、衛生面とアレルギーと誤飲にだけは気をつけて、あとは「大体」で乗り切る事に決めました。やり方は人それぞれ、向き不向きがあると思うので参考になったかどうか分かりませんが、電子レンジがちょっと苦手・・な同士さんに試していただければ嬉しいです!