連休に予定がない時や、事情があって外出できんない休日は、子ども達と何して過ごすそうかいつも頭を悩ませています。
何か楽しい事できないかな…ただし自分も楽めるものに限る…(つまり公園は嫌)がいつもの課題。
今回は夫が3連休に仕事をしたいと言われたので、私と子供とみっちり3連休を乗り切らなければなりませんでした。
3連休。
いつもなら、旦那がいれば近郊へプチ旅行へ行ったり、私だけなら電車で1時間ほどの距離であれば、海や動物園、空港にいって飛行機をみるという遠足的な過ごし方が多い。
電車が大好きな子供は電車に乗るという行為だけで65%くらい満足してくれる。
3連休であれば、1日目おでかけ、2日目は家でのんびり、3日は義理実家、みたいなパターンで飽きないようにしつつなんとか乗り切るんですが、今回はコロナ禍なのでそうはいかない。
電車やバスなどの公共交通機関でのお出かけはできれば避けたいし、祖父母のもとへも行きにくいご時世。そして私は車の運転ができない。(免許はもってるのに!)
どう過ごそうか色々と考えた結果、前々からやって見たいと思っていたお庭でキャンプに挑戦してみる事にしました!狭い狭いお庭なので無理があるかなーと不安はあったものの。
結果的に大正解!
思い切ってやってみると、思いのほか快適でストレスがない。こんな気軽なアウトドアがあっていいのかと。(一応…外ですよね?) 子ども達も3日間、特に暇する事なく楽しんで過ごす事ができました!
というわけで、今回はお庭があるお家なら是非オススメしたい、庭キャンプの魅力ついてプレゼンしたいと思います!
お庭キャンプのメリット・オススメな理由
荷物を運ぶのも、片付けるのも楽々
これが最大のメリットだと思います。
キャンプって、するのは楽しいけど、行きの準備と帰りの片付けを考えるとそれだけで気が重くなります。
食材の下ごしらえや調味料の準備をしたり、
車サイズ的に積み込みも限られるので必要な道具の抜粋。
子供の着替えやオムツ、おもちゃの準備・・・・などなど
いつもキャンプ前日は深夜まで準備して、翌日は車でウトウトという状態。
もっと気軽に、身軽に行きたいのだけど、そうなると無駄な出費も嵩むし、何より時間のロスに繋がったりするのです。
庭キャンプはこの、キャンプ前後のストレスが皆無!
なんでも家にあるので、準備の必要なし!
全部直接持ち込んじゃう。マヨネーズもチューブのまま。
いつもは持っていけないクションだって持ち込める。
片付けに掃除機だってつかえちゃう。
そう、ある意味グランピングの疑似体験ができちゃいますよ。
いつもの台所があるから下ごしらえも楽々!クーラーボックスも必要なし!
当たり前ですが、家ですので台所があります。
いつもの場所でいつもの調理。快適に下ごしらえができたら、お庭では仕上げの調理だけでOK!
狭いスペースでの調理や、すぐに洗えない手や調理器具。炊事場での生ゴミが溜まった排水溝なんて皆無ですよ!
お湯だって電気ケトルで沸かしちゃうんだから。
冷蔵庫があるから氷が溶ける心配もお肉が腐る心配もありません。
冷たいお水で洗い物なんてしなくていいんですよ。奥さん。
文明バンザイ!
せまいお庭でも山岳テントを使えば設置も簡単。
今回設置したテントは山岳用の2人用テント。
NEMO(ニーモ)のタニ 2Pという軽量で設置が簡単なテントです。
子供が生まれて泊まりの山登りに行かなくなったので、たまに海に行く時に使っていたぐらいだったのですが、これがお庭にぴったりのサイズ感でした。
我が家のお庭はとにかく狭いので、本当に大丈夫かと思いましたが、子供2人が窮屈過ぎず、広過ぎず遊べるサイズ感でちょうどよかったです。

子供って机の下とか狭いところが大好きなので、適度な狭さがちょうどいいみたいで、お気に入りのおもちゃを持ち込んで、お部屋のようにクッションもおいてみたりして。
いつものテントとは違う子供たちだけの小さな秘密基地。
2人でごにょごにょしたりして、とっても楽しそうでしたよ。
夏など寒くない季節なら、ワンタッチ型のテントでも十分楽しめそうです。
今回は3月でしかも風邪気味だったこともあり、中には銀マットとペンドルトンの毛布を敷いて、ブランケットもおいてしっかり防寒対策しました。
電気をひっぱてこれるなら、電気毛布や暖房も持ち込めますね。
しっかし…ホントに狭いな。うちの庭。(賃貸です)
気候・気温を気にしなくてもいい
寒くなったら、暑くなったら、いつでもエアコンのあるお部屋へ避難可能。
夜眠れなかったら、ベッドで寝ればいい。
雨が振ったら、すぐに撤収できるし、すぐに中止できます。都合良すぎてごめんなさい。
デメリットや注意点
周囲の目線が若干気になる
うちのお庭は、ブロック塀で囲まれていますが、ちょうど頭一個分くらい見えるんです。外を歩く人が。
たまに目が合って気まずい思いをします。タープなどで目隠しできればいいのですが、まだ思案中。。。
気にしなければいいのですが、人通りが結構あるとなかなか落ち着かないかもしれません。
近所迷惑にならないよう配慮が必要
キャンプ場とは違い、お隣は日常生活を普段通り送っておられます。
田舎で一軒一軒の距離があればなんら問題なさそうですが、住宅街などお隣さんと隣接している場合は、声、音、煙に注意しなければなりません。
バーベキューの煙などは洗濯物に匂いがついたり、火事の心配もあるのでトラブルになりかねませんので、一声かけておいた方が安心ですね。
また、昼間はまだいいのですが、夜にテントで寝る場合は子供が騒ぐと流石にご近所迷惑ですので、しっかり言い聞かせてから、実行しても大丈夫か判断が必要かと思います。
食器類は割れないものを用意すべし
とにかく、簡単に済ませたいからと、いつもの食器を持ち込むと、割っちゃうかもしれません(というか割った・・・)
そうなると、後片付けも面倒だし、何より凹みます。(というか凹んだ・・・)
キャンプ用の食器やシェラカップを出してくるか、紙皿を使ったほうが無難かもしれません。
お庭キャンプの気軽すぎる楽しみ方
ご飯は何する? お庭でパッパと簡単ごはん
キャンプのお楽しみといえば、やっぱり食事!
BBQをするのもいいけど、炭で火を起こすのは結構な労力が必要です。
時間もかかるし、後処理も面倒なので、今回は割り切ってガスコンロ(イワタニ カセットフーマーベラス Ⅱ)を使用しました。


カセットコンロに網を使って、普通に焼くだけ。
これにメスティンで焼き鳥缶詰を使っての飯盒と
インスタントの春雨スープを使ってボリュームプラス。


なんてミニマム・・・
だけど、外で作るってだけで楽しめちゃうから不思議。
子どもたちは、とにかくウィンナーがあれば満足なのですが^^;
焼きそば とか
パスタ とか
コーン缶でそのままコーンバターとか
なんならカップ麺でも
とにかく簡単なのでも十分楽しくて美味しいのです。
夜はお部屋で済まして、翌日の朝ごはんはお庭でパウルーを使ってホットサンドをしました。

ガスバーナーで楽々です。
コーヒーはお部屋でいれて、ウォールマグに。

これ、保温性はほとんどないけど、移動に便利なのでお気に入りです。
家からなんでも持ち込めるからといっても、食器はなるべく割れないものがオススメです。わざわざキャンプ道具からキャンプ用の食器類を出すのが面倒で、普段食卓で使っている陶器のマグやお皿を使っていたのですが、一瞬の隙にワカメ(2才)がマグを落として割ってしまいました。。
やはり、念のため子供の使うものはガラスや陶器は避けた方が良さそうです。
おやつ
こどもたちのお楽しみ。
今回はマシュマロを焼く事にしました。


幸せー!
ちょっと寒いから子供たちにはココアを入れて。(これは台所で)
ポップコーンとか
焼きバナナとか
目の前で焼くだけで、子供達の目線は釘付け!
あつあつの出来立てを食べれるのも嬉しいですよね。
お庭での遊びや過し方
お庭で遊ぶと言っても、テントもはってるのでとにかく狭いので大したことはできないのですが、子供達は気の赴くまま、ラジコンしたり、小さな砂場で遊んだり。
テントに入ってごにょごにょしたりと忙しそうにしてました。
狭いがゆえ、見える範囲で遊んでくれるので、監督の私も気楽でよいです。
焚き火はOK? 夜の過ごし方
せっかくだったので、キャンプらしく夜もテントで寝てみたかったのですが、今回は子供達が風邪気味だったこともあり、テントでのお泊まりはなしにしました。
カツオは「テントで寝る〜!」と最後までお願いしてましたが、暖冬とはいえ3月だし、まだまだ夜は冷えると思い、今回は諦めてもらいました。
夜もテントで寝る場合は、子供達はとにかく騒ぐので、近所迷惑にならないよう注意が必要だと思います。
焚き火も賃貸という事もあり、今回はやりませんでした。
持ち家なら自己責任で可能かと思うので、焚き火を眺めながら、まったりした夜の時間をお庭でも楽しむ事ができそうですね。(!火の後始末だけはしっかりしましょう!)
まとめ
庭キャンプとは、文明とアナログの融合キャンプである
気張らず、サボれるところはサボるのがポイント!
キャンプ風を目指すのではなく、あくまでも庭キャンプとして楽しむのがいいです。
文明の力を駆使して、楽する事は楽する。
電気も、ガスも使いまくってある意味リッチななんちゃってグランピング体験をしちゃいましょう。
子供達を楽しませたくて、大人はつい頑張りすぎちゃいますが、
子供達はちょっといつもと違うっていうだけで、ちゃんと楽しんでワクワクしてくれます。
庭キャンプ。
常設してもいいくらいハマりそうな予感・・・
庭キャンプの道具選びは使いやすさ重視で選ぶのが吉!
所詮家なので、とにかく片付けが楽で気軽に使えるものを使うのがいいと思います。
今回使った道具
カッテニ!セレクト
庭キャンプのためにあったらいいなと欲しくなった商品をセレクト