シンプルがいい。
衛生的なものがいい。
長く使えるものがいい。
なにかと注文の多いわが家の選りすぐりのキッチン道具をご紹介します。
本気でおすすめしたいものしか書きません。(キリッ)
ビーカーを購入したきっかけは、コーヒーのドリップのためでした。
コーヒー好きならご存知だと思いますが、コーヒーをドリップする時に正確な抽出量を測るため、ビーカーでドリップしたりするんです。
透明だから見やすいし、一人分だとガラスポット(サーバー?)を出すより手軽でいいので。
コーヒーのために購入したビーカーでしたが、今ではキッチンで毎日使用する無くてはならないキンッチン道具になりました。
ガラスだし扱いにくいんじゃない? とか
使い道が思いつかない… とか
購入や使用用途を迷われてる方へ背中を押すべく、おすすめしたいポイントをプレゼンしたいと思います。
HARIO ビーカー 300ml | ハリオ(HARIO)
参考価格: 300ml:¥583(税込) / 500ml:¥880(税込)
メーカーHP HARIO株式会社
ビーカーはハリオ以外に、iwakiのものが有名かと思います。
どちらも形状には性能はほぼ変わらないかと思いますが
・日本製であること
・デザインがシンプル
を理由に、私はHARIOを選択しました。
HARIO ビーカーの主な特徴
安心の日本製。しかも地球にやさしい素材でできている。
HRIOビーカーに使われているH-32という名の耐熱ガラスの原料には100%天然の鉱物(主に茨城県古河市)を使用しているとのこと。
ガラスの生産地がちゃんと明確に示されているのは安心ですね。
料理に関わる道具で特に熱を加えるものは、なるべく安全なものを使いたいです。
また、レビューを見ていると、iwakiよりもメモリが正確というレビューがありました。
実際比較はしてないので真偽はわかりませんが、この辺りも日本製であれば信用度がグッとあがるポイントですね。
理化学の実験にも使われる熱や酸に強い耐熱ガラス
フラスコも作っている、ガチで実験に使える優れた特性を持つ耐熱ガラス。
耐熱認証シール(※)がついていて、日本硝子製品工業会のお墨付きだから安心ですね。
耐熱温度差は120℃。
急な温度差には強くないようですが、冷蔵庫に入れたり、熱湯は問題なく使えます。
もちろん電子レンジでも使えます。
ちなみに耐熱ガラスと、強化ガラスは全く別物なので、衝撃には強くなく、ソーダガラスと変わらないそうです。
落としたりぶつけたりすると割れるので普通のガラス同様注意が必要です。
※耐熱認証シールとは…
日本硝子製品工業会がある一定以上の設備規模基準を満たす耐熱ガラス製品に対して、製品素材・工程管理を確認の上、申請にもとづき貼付を認証している。
↓以下公式サイトにちゃんと明記してくれていて安心。
HARIO公式サイト Q&A
インテリアに馴染むデザイン性と幅広い用途に使える豊富なサイズ展開
いわゆるメジャーカップのように、赤の線がはいったものではなく、白文字のシンプルなデザインなので、出しっ放しでも気になりません。
トールタイプで背が高く細長い形状のものもあるので、コーヒーサーバーや計量だけでなく、フラワーベースに使われてる方も多いですね。
10mlから10Lまで! 豊富なサイズ展開で使用用途が広がります
我が家でつかているのは300ml。(胴外径:78mm/高さ:105mm)
手に馴染みやすいサイズで一番マルチに使えるサイズかなと思います。
キッチンで
離乳食のおかゆ作りに
炊飯器でいつもの炊飯時におかゆを一緒に作る方法があります。
初めての離乳食 10倍がゆを簡単に作る方法 #育児
容器は基本、耐熱であれば何でもいいのですが、ビーカーがあるととっても便利。
容器が蕎麦猪口くらいだと、炊飯用の水が沸騰時に容器の中に入ってしまう事もあるので、深さがある方が安心です。
炊きたてのご飯の中からおかゆの容器を取り出す際も、炊いたお米の量によってはかなり埋もれてしまうので少しでも高さがあるほうが掴みやすいので、安全に取り出す事ができます。
またメモリが付いているので、水の分量を測ってそのまま投入できるのも手間がなくて楽ちんですね。
野菜やハーブの一時保管に
うちでは、1cmくらい水をいれて大葉や、オクラを逆さにして保管したり、お庭で収穫したローズマリーやバジルの一時保管に使用しています。
普段のコップに入れるよりなぜか様になる不思議。
ドレッシングや合わせ調味料、だし汁作りに
ドレッシングはもちろんですが、少ない量のだし汁作りにも活躍します。
昆布やいりこの水出しだったり、メモリをつかって八方醤油やかえしの調合にも使いやすい。
注ぎ口があるから、出来上がったものを容器に入れる際もこぼす事なく入れ替えられます。
キッチンツール入れに
木ベラや計量スプーンなどの収納に。
なんだか素敵になります。
この投稿をInstagramで見る
ただし、包丁や硬くて重いものは割れる可能性があるので注意が必要です。
洗面所で
ビーカーだけに(?)水回りのインテリアと相性がいいです。
綿棒やコットンの収納
蓋はないので、ほこり防止にはならないけど、様になります。
コンタクトの収納
こちらも、サイエンス的な雰囲気で相性抜群。
出しっ放しでも様になります。
いろいろな調合につかう
ビーカーの本領発揮!
鼻うがいの塩水を作るときに
鼻うがいをする人は、ビーカーがとってもおすすめです。
普段のコップで作るのはちょっと衛生的に不安が残ります。
耐熱ビーカーなら煮沸消毒も可能だし、熱湯で塩水を作ったあとに冷ます時にも、高さのあるビーカーならそのまま水にいれて冷却できます。(ただし、急激な温度差は厳禁です)
鼻うがいの専用容器を使って入れば、移し替えも簡単!
アロマスプレーを作るときに
子供が小さいため、虫除けスプレーは手作りしています。
ハッカ油とエタノールと合わせてから精製水で割るという一連の作業。
ビーカーで作れば計量も楽だし、スプレー容器への移し替えも楽々。
テーブルで
カトラリー入れにして、そのままだしても、なんだか素敵。
ミルクやスティックシュガーを入れてお客様にだしても、なんだか素敵。
一人用のポットがわりに
お茶や紅茶、ハーブティーを入れる際、一人分をポットに入れるのもなんだか面倒って時があります。洗い物はできるだけ増やしたくない。
かといって、直接カップで入れるとちょっと少ない。ティーパックなら1.5杯は入れれるよなーみたいな時。
300ml、ほんとにちょうどいいんです。注ぎやすいし。
フラワーベースとして
野菜同様、植物との相性もGOODです。
そのまま挿したり、ハイドロカルチャーを入れて鉢にしちゃったり。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
いろんな使いかたがあって、ほんとにヘビロテです。
ただ、あくまでもガラスという事を忘れずに。硬い金属のカトラリーの収納や、洗面所での使用には注意が必要です。混ぜる際にもブレンダーなどは使わないようにした方がよいです。
総評
改めて見直してみると、ほんと使えるアイテムだなーと思います。
とにかく水回りとの親和性が高いので、キッチン、洗面所、トイレなどに、実用的にも、インテリアとしても存在感を発揮してくれます。
とにかく食器をよく割る私は、計量カップ系はプラ、もしくはステンレスのものばっかりでしたが、ビーカーは計量の枠を超えた、マルチプレイヤー。
割れちゃうリスクを考えても、側に置いて起きたい大事なヤツなのです。