3年生になったカツオ(長男)くん。
これまでは、お小遣いはあげていなくて自分で自由に使えるお金はなしでやってきました。
欲しいものがある場合は、お誕生日かクリスマスにお願いする。日常の細かなものは、話を聞いて必要かどうかを親の方で判断し買ってあげるという具合です。
小学校に入学してから、周りの子達はちらほら学校前の雑貨屋で買い食いのような事をしているお友達もいましたが、うちでは基本的にお菓子は家から持参。もしくは行く前に食べていくか、戻ってから食べるようにして、外で食べる事は基本バツ。
ダラダラ食べたり、ゴミの管理にも不安があったからです。
でも、お金の使い方は学んでいってほしかったので、たまに買い物ついでに100円以内で好きにおやつを買っていいよーというイベントを開催するという程度。
お年玉ももちろん貰っているのですが、詳細な金額は伝えず、貯めてあるよ。とだけ伝えておき、まだ自由は使わせていないという感じでこれまでやってきましたが、この度、3年生にしてお小遣い制度をスタートさせる事にしました!
こどものお金への興味と知識について
2年生くらいから、周りのお友達の影響もあってか、お金への興味が増し、時折「お年玉っていくらくらい溜まってるの?」とか、「お手伝いしたらお小遣いくれる?」と聞いてくるようになってきました。お金もちになってジェット機が欲しい、とか、野球選手になればお金持ちになれる、とか。笑 もしかしたら、自由に使えない分、お金への憧れが強くでてしまったかも・・・とちょっと心配しています。
空き缶を集めたらお金を貰える事を知り、本気でやろうとしていたカツオくん・・・(かわいいやないか)
憧れが募ってきたタイミングで予備知識としてお金の価値や物の価値について知ってもらおうと、図書館でお金にまつわる本を時々借りてきて読んだりして、ふんわり知ってもらえる機会を少しずつ増やしていきました。
↑文章が苦手な子にはこちらがおすすめ! 漫画だから子供も進んで読んでくれます。
お小遣いは小学3年生からスタート!
金銭感覚や、お金のやりくりは実践あるのみ!だと思うので、ある程度のものの価値を知り、自己管理能力が育ってきたタイミングとして、わが家では3年生からお小遣いを導入する事にしました。
ちなみに、ネットで検索してみると、お小遣いスタートは7歳(小1)からが一番多いそうです。ただ、固定金額というより、都度わたすようなスタイルだったりするようですね。
気になる小学生のお小遣いの金額の相場は?
お小遣いをあげるにあたって、最初に考えるのは金額ですよね。
検索したら、相場は
低学年(小1、小2)は500円
中学年(小3、小4)で500円ー700円
高学年(小5、小6)で1000円
が平均のようです。
学年✕500円というご家庭もあるようです。(3年生なら1000円ですね)
わが家は、1000円からスタートすることに
私はまずは相場の500円くらいからでいいかなと思ったのですが、旦那は1000円にすると。
「大きくない??」というのが、私の正直な感想だったのですが、週200円程度と考えると妥当だし、毎年上がったりはしない。学年が上がってもしばらくは1000円で行く、とのこと。
まぁ・・全部日常の事に使い切ると考えるとちょっと多いけど、何か目的の為に貯めようと思えば、普段の出費と分けて残せる程度の金額は必要か、と一応納得したけど。。。
私的には基本金額は低めで、あとはお手伝いでカバーという方法でもいいんじゃない?と思いました。目的のために自力で稼ぐ、という事も覚えてもらいたいし。
ただ、旦那的には「ご褒美の為に頑張る」というのが嫌らしく、普段から見返りを求めるような事柄はしないようにしているので、今回もそうゆう事なのかな‥と察し‥
自分でやりくりさせるために、ある程度の元金を用意するという感じの形となりました。(3人全員にあげ始めたら、毎月一体いくらの出費になるんだろう・・・怖)
お小遣いを始めるにあたって子どもと決めたルール
- 毎月1日がお小遣いの日にして1000円を渡す。
- 何に使ったか、お小遣い帳をつける事(月末に確認)
- 使わないお金は通帳へ貯金する事
- 貯金の入出金は相談してからする事
- お手伝いで稼ぐ事も完全に無しではなく、場合によってはアリ
- 使い道はある程度相談すること
といったルールで運用していく事になりました。
何に使ったか、お小遣い帳をつける事(月末に確認)
お小遣い帳は専用のものでもメモ帳でもOK
お小遣い帳はとりあえずA6の小さいメモ用紙に記入させる事に。
一般的な家計簿のように、収入と支出まで記入すると難しいかなと思ったので、そこは省略して「いつ・何に・いくら使ったか」のみが分かればOKとします。
細かい事を言い出すと記入が負担になり続かない可能性があるので、無駄遣いをしないための確認ができればOKくらいのメモ書きで今のところは十分かなと思っています。
こんなかわいいお小遣い帳なら、子供も張り切って記入してくれそうです!
お金を管理することは面倒じゃない、楽しい事なんだ!と思ってもらえたら、お金の正しい使い方も自然に身に着けてもらえそうですね。
ちなみに100均にもこんな可愛いのが売ってるようです!
使わないお金は通帳へ貯金する事
通帳は家から一番近い銀行でつくる
いい機会なので、自分で通帳をつくるところから体験させて見る事にしました。
最初は大手都市銀行で考えていましたが、自分で管理させるなら自分で通える距離ににATMがある銀行ほうがいいのでは?という理由から、一番近所のゆうちょで作ることになりました。
窓口に行き、住所等の記入も全部自分で記入して、暗証番号も決めて、ホクホクした顔で帰ってきたカツオ。ちょっと大人になったような気分だったのかもしれません。
貯金の入出金は相談してからする事
自分で通帳を作ったからといって、いつでも自分で好きに銀行に行って入出金されるのはまだ心配。
なので、入金するときは「銀行にいってくるよ」と報告すること。出金するときは「〇〇に使うから、いくら下ろすね」という相談はしてもらう事にしています。
ある程度、お金の使い方が身につくまでは、まだまだ親の管理は必要かなと思うので。
高学年になったらある程度は任そうかなとも思いますが、子供同士の金銭トラブルなども心配なので定期的な通帳チェックはした方がいいかなと思います。
お手伝いで稼ぐ事も完全に無しではなく、場合によってはアリ
基本はお小遣いで日々のやりくりはしてもらうつもりですが、労働による対価で賃金をもらうという事も覚えてもらいたいので、相談によってはお手伝いで稼ぐのもありという事にしています。
お金が大好き、貯金も大好きな息子なので、家庭内バイトを大々的にOKとしてしまうと、お手伝いしまくって稼ぎまくろうとしてしまうと思うので、何か欲しいものがある場合等、目的があるなら相談によってはありというスタンスでやっていこうかなという感じです。
使い道はある程度相談すること
お金の使い道は自分で考えてもらって「やりくり」を学んでもらいたいんですが、最初から何でもありはまだ心配なので、最初は使い道はある程度相談してもらう事にしました。
わが家ではおやつをダラダラ食べてほしくないので、買い食いはNG。だけど、食べたいおやつやジュースがあれば、お小遣いで買ってきて家でおやつの時間に楽しむのは全然OK。親が進んであげる事のない炭酸系のジュース、コーラやファンタ、チョコレート菓子等、食べたいのであれば自分のお金で買ってね、という感じ。
ただし頻繁過ぎたり、量が多すぎる場合には「ピピ!」と笛を鳴らします。
「やめとけ」と。「やりすぎよ」と。
買いたいものがあるときも、内容を聞いて親が「ん??」と思う物だった場合、「やめときな!」とは言わないけど、「なんで欲しいと思ったの?」とちょっと冷静に考えてもらう時間を作るようにします。
子育てって失敗の経験も大事なので、自分で考えて行動して、ある程度は失敗して学んでもらいたいので、干渉しすぎないように気をつけたいと思います。
お金をもたせる上で心配なこと
無駄遣いをするタイプではないと思うので、使い道などは大丈夫かと思うのですが、友人や上級生との関わり合いの中で、金銭のトラブルが起きないかは心配です。
貯金額などを人にベラベラ話さない事、お友達と貸し借りはしない事など、無闇にお金を持ち歩かない事などなど、色々注意点は話しましたが、自分で管理させると言っても、まだまだ小学生。ちゃんと親も把握しておく必要があると考えます。
まだまだ始めたばかりなので、カツオがどんなお金の使い方をするか、心配もありますが、楽しみでもあります。(母の予想はめちゃくちゃ貯金しそう‥)
自分の為だけじゃなくプレゼントとか、誰かの為にもお金を使えるようになってくれればなーという淡い期待もしてますが、どうでしょう。笑
あまり口出ししないよう、遠目で見守っていこうとおもいます。
小学生のはじめてのお財布にぴったり!おすすめのお財布
お小遣いをもらうという事は、お財布が必要!
というわけで、小学生に最適なお財布探しをスタート。
小学生のお財布に必要な機能
チェーンやカラビナなどをつけるパーツがついてる事
小学生で財布を持たせる時、一番の心配は紛失。
帽子や水筒、今まで無くしてきた物は数え出したらキリがない!
なので、財布は必ず体に肌身離さず持っていて欲しいので、ズボンやカバン等につけれられるパーツがついた財布を探す事にしました。
ポケットに入るサイズである事
これも紛失防止の為。
首から下げると遊ぶ時邪魔になるし、カバンを持たせてもきっとどこかに放置する事間違え無しなので、子供のポケットに入るサイズのものがいいと思いました。ポケットに入れても違和感があまりないように、厚みも厚すぎず、軽いものというのも大事かと思います。
シンプルな機能で、お金が取り出しやすいもの
まだまだ手先が器用ではない子供達なので、なるべくお金は取り出しやすいものがいいと思います。特に小銭は、パッと選べるように間口が大きく開くものがよさそうです。
レジでもたついて、お金を落としたり、なんてことがないように、シンプルな構造で使いやすいものを選んであげるといいと思います。
シックな色より、目立つカラーを
シンプル好きなわが家ですが、財布は黒以外のちょっと目立つ色を選ぼうと思っています。これも紛失を防ぐ為。万が一落としても、気付きやすいし、人に説明する際も特徴があるほうがいいかと。
考えたくありませんが、目立つ=拾われやすい=盗まれやすいでもあるとは思うので、難しいところではありますが、ここは日本の治安を信じたいのと、万が一の場合より、普段の管理の方が心配なので、うちの場合は財布に意識がむくように目立つ方を選びたいと思います。
購入予算は3000円程度。良いものはもたせない
子供に絶対はないので、万が一財布を落としたり、紛失する事もあるかもしれません。
大人でも経験がある人もいるかもしれませんが、中身も勿論大切だけど財布自体も良いものを使っていると「せめて財布だけでも戻ってきて!」となったりします。いい物の方が大事に使ってくれるというメリットもありますが、親がトホホ・・・となるような金額のものは持たせないほうがお互いのメンタルの為にベターかなと。
あと、小学生ではあまりないかもしれませんが、中高生にもなると、残念ながら校内での紛失事件があったりするようです。ブランド財布などはターゲットになりやすいと思うので、華美なものや人気のブランドは避けたほうが無難かと思います。
長く使うものだし、あまり安いと、耐久性が心配なのでうちでは3000円-4000円程度を目安に選ぶ事にしました。
汚れの落ちやすいナイロン素材が長持ちしそう
絶対条件ではないですが、財布って擦れたりして汚れやすいので、素材はナイロンのものがいいかと思います。軽くて丈夫だし、多少濡れても安心です。
息子に購入したのはこんな財布
「俺、お小遣い使わないつもりだから、財布なんていらんけど。」と宣言されてしまいましたが、とはいえ、一時保管場所も必要なので財布はいるでしょ・・・と説得。
でも中々条件にあうものが見つけられず、間に合わせでアウトレットで買ったのがこちら。
コロンビアの三つ折り財布。
ただ…こちら…コインのところがファスナーで使いにくいのと、普通に大人が使うサイズのものなので子供の手には大きく、ポケットに入らなかったんです。(え、大失敗やん・・)
↑こっちのタイプなら小銭が取り出しやすそうです!
で、後々こっちの財布を見つけて、近いうち買い替え予定です。
カラー展開が豊富で、インナーの色が違うのも可愛いし、小銭入れが広くて使いやすそうです!大人のミニ財布として販売されているようですが、子供の手に丁度いいサイズ。
コットンなので汚れは心配ですが、防水スプレーでカバーすればいいかなと。
ちなみにコーデュラナイロンというナイロン製の丈夫なタイプもあります。
また買い替えたらレビューしたいと思います!
勝手にセレクト
デザインもかわいいオススメこども用財布
女の子っぽくて可愛いのが中々見つからず。。
財布や携帯用に!あると便利なネックストラップ
うまく管理できるのか、心配ではありますが、お金が好きなカツオくんなので、結構上手くやってくれるかな?と思っています。ケチなところがあるので(堅実というべきか)
全然使わないで貯め込むパターンの可能性もありそうですが‥
また様子見て、ルールを変更する可能性もありますが、しばらくはこんな感じでやっていってみようと思います!