プレオルソを始める事になったきっかけ
カツオの歯並びが気になりだしたのは6歳のころ。
歯がポツポツと抜け始めて、「順調に抜けてるなー ヨシヨシ♪」なんて思っていたのもつかの間。
下の歯の前歯2本が抜けて生えた後、その次の両サイドの歯(乳側切歯というらしい)がグラグラとし始めて、中々抜けないなぁと思って様子を見ていたら。。。
「ん ?? んん !?」
なんとグラグラ抜けそうな歯の後ろから、永久歯がひょっこり生え始めておりました。
「え。。2枚歯みたいになってるやん。。」
そんな光景を見たのは初めてだったので、びっくりして検索検索。
すると、まぁ珍しいことではなかったようで、画像検索で同じような子供の事例が沢山でてきました。
でも、なんだか見た目的にはちょっと気持ち悪いし、歯並びも心配だし、ちょうど定期検診もコロナでしばらく行けてなかったので、いい機会だし早めに歯医者さんで見てもらおうと、予約をとって受診。
電話で受付の方に相談した時には
「舌で押されて、通常の位置に収まることもあるので、そんなに心配いりませんよー」みたいな軽い感じだったのですが、いざ先生にしっかりみてもらうと
「カツオくんの場合は顎が小さいから、大きい永久歯が生えてくるスペースがなくて、こうなっちゃってる。今すぐはできないけど、将来的には、矯正が必要になる可能性が高いです。」 とな。
「矯正!!!??」 ガーン・・・
矯正 = お金がかかる という事だけは知っていたので、それだけでショック・・・ 100万とか聞いたことあるし。。
最近の子どもは、硬いものを食べないからか、顎が成長せずに小さいままな子が多いんだそうです。
カツオの場合は、イングリッシーナという足がつかない椅子を使っていた事にも原因があったかもな。。と思ったりしました。しっかり足をつけて食べた方が噛む時に顎にも力が入るらしいです。
焦って、歯科専用のガムを噛ませていたりはしたのですが、大きな改善は見られなかったようです。
その時は、「もう少し様子をみて、矯正を始めるにしても10歳くらいかな」という先生からのお話で終了し帰宅。
そこからは、もうなんとか矯正を免れないかと、またもや検索の鬼!
そして、たどり着いたのが、プレオルソという名のマウスピース式矯正装置。
画像検索で実際のBefore After画像をみて、歯並びが良くなってる症例などをみつけ、これならカツオもワイヤー矯正をしなくて済むのでは?と希望の光がさしました。(大げさ)
治療費も、ワイヤーなどを使った本格矯正よりも安く、5万円くらいからと書いてあったので、ダメ元でやってみて、治れば良しだし、無理なら諦めてワイヤー矯正をやればいいかなーと思い、近所でやっている歯医者さんを調べて診察を受けに行きました。
PREORTHO プレオルソとは?
プレオルソとはマウスピース式矯正装置といって、なんでも、カツオのような年齢の小児(10歳ごろまで)の骨の柔らかい時期と、乳歯から永久歯に生え変わる前に使うと始めることで効果が出やすい矯正方法で、歯並びが悪くなるのを予防したり、口の周りの筋肉を鍛えて、ぽかん口や口呼吸を改善する効果もあるのだとか。
歯型をとって作る自分だけのマウスピースとは違って、タイプ別に3種類ある形の決まったマウスピースです。
歯並び(不正咬合)と単に言っても
出っ歯
凸凹
受け口
開咬(前歯が閉じない)
深い噛み合わせ
といろんなタイプがあります。
タイプにあったプレオルを選ばないと正しい効果が得られないし、そもそも歯の状態によってはプレオルソの効果が得られない、治療に適応しない場合もあるようなので、しっかり歯医者さんで診断してもらう必要があります。
普段定期検診をお願いしている歯科ではプレオルソを取り扱っていなかったので、別の一番近い歯科を選び受診。
カツオはばっちり適応していたので、希望どおり、プレオルソの治療を開始する事ができました。
プレオルソの取り扱いクリニックはこちら
https://xn--28j1bd0b8dybx132f.com/clinic/
始めるなら、5歳〜10歳までじゃないと効果が得られないようなので、お子さんの歯並びが気になっている場合は早めに検討する事をおすすめします。
プレオルソのデメリット? 歯医者さんから言われた事と注意点
どこまでの効果が得られるかという点については、やってみないと分からないとの事。
個人差もあるだろうし、子供がゆえ、続ける事ができるかもわからない。
例えちゃんとしたやり方で、続ける事ができたとしても、ワイヤーでの本格矯正が不必要とまでなるとは限らないが、ある程度でも良くなれば、その後の矯正が楽なものになるらしい。(前歯だけつけるだけで済む、とか)
それに加え、歯並びだけでなく、虫歯や風邪などの悪影響がおこるポカン口も改善するので、やらないよりはやっておいた方がいいですよ。
などなどのお言葉を頂きました。
なんでも、顎や口の周りの筋肉を鍛えぬままの状態でワイヤー矯正をしても、後戻りが起こるらしく、大人になってからまた矯正しないといけなくなったなんて事も結構あるらしいです。なので、プレオルソによって基礎となる顎の状態をしっかりと整える事により、次にワイヤー矯正に進んでも後戻りを防ぐ事に繋がるんだとか。
とにかく効果は個人差があるようなので、少し不安ではありましたが、カツオの場合もともと指吸の習慣もあったためか、出っ歯気味で、口も開いていたのがずっと気になっていたので、ポカン口などの悪習慣が治るだけでも十分かな、というくらいの気持ちでやってみる事にしました。
治療の流れ 慣れるまでが勝負!?の毎日の習慣
プレオルソを装着するのは1日2回で
日中の15分と就寝中。
就寝中は、はずれる可能性があるため、口にテープを貼って、口をちゃんと閉じておく必要があります。
薬局で売っているような、いびき防止のようなテープでOKとの事でしたが、ずっと継続して使うには結構お高いので、うちでは家にあった
3M スリーエム ネクスケア キズあと保護&肌にやさしい不織布テープ という肌に優しいテープを使っています。
はじめは、こんなの、はめたまま寝られるかな?と心配だったのですが、(自分なら絶対続かない。。。)
子供の適応能力と、完全に眠ったら起きないという習性のおかげで、朝まで外す事なく寝る事ができました。
最初のうちはうまくよだれを処理できないので、口からダラっとでちゃう可能性があるため、枕にはタオルをしいて寝ていました。
日中は、うちでは動画の時間(テレビの時間)につけさせています。
笑ったりすると、口からガボっと出そうになったりしていますが、いつのまにか慣れてちゃんと口の中に治まり、唾も飲み込めるようになっていました。
プラスアルファのあいうべ体操
マウスピースと並行して、お口の体操を習慣づけるよう、歯医者さんから言われました。
あいうべ体操といって、口呼吸を鼻呼吸に改善していく簡単なお口の体操。
1日に3回、あいうべ体操10回を目安に続けると、舌力がついて自然を口を閉じることができるようになるそうです。
うちでは、朝晩の歯磨きの後と、帰宅後のおやつの後にさせています。
あいうべ体操のやりかた
- 「あー」と口を大きく開く
- 「いー」と口を大きく横に広げる
- 「うー」と口を強く前に突き出す
- 「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
声は別に出さなくてもいいらしいです。
「ベー」の後に自然に戻る舌の位置が本来の舌があるべき位置らしく、それを意識するといいらしいです。
プレオルソはいつまで続けるべきか
装着にも慣れてきて、習慣づいたのは良かったものの、これはいつまで続けるのかという問題。
ネットで調べた限りでは、2年で終了、とか4年でとか個人差が結構あるとは知っていましたが、カツオを診ていただいてる歯医者さんからは、6年生くらいまでは続けた方がいいと言われました。
正直 「長っ!!」
と思いましたが、せっかくついたお口の習慣が元に戻らないように、根気強くやった方がいいとのこと。
プレオルソ自体も劣化するため、どっかのタイミングで買い替えが必要なんだそうです。(またお金がかかるのか。。-_-)
まとめ
今回はプレオルソを検討している方に参考になればと思い、始めるまでの経過を書いてみました。
まだはじめて3ヶ月なので、効果は目に見えてはわかりませんが、何か変化があれば、また報告しようと思います。