甘酒習慣はじめました。自家製甘酒生活のススメ。

コロナウィルスの影響で、自分の健康とか免疫とかに興味を持って新たに色々な習慣を始めた人は多いと思う。

私はもともと健康とか全く意識しないタイプで体型も「食べても太らない人」なので、特に意識する事なく生きてきたのだけど、カフェをやりたいなーとか思い始めたころから料理に興味をもって、野菜の栄養素とか特徴とか色々調べるうちに
なんちゃってオーガニックヘルシー思考なタイプに変化していました。
子供がいる事も大いに影響していると思います。
経済的に許す範囲で、なるべく「自然由来のもの」「国産のもの」「放射能汚染」「農薬汚染」を意識して食材を選んだり。

甘酒は腸内環境を整えるという意味で、腸内環境は免疫に直結するという理由から、あとは肌もいい感じになる効果も実体験で確認できたので、この機会に習慣化してみようと思ったわけです。家族を含めて。

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市販の甘酒ではダメなのか? 手作りと違いはあるのか

価格(コスト)が違う。

最初は続くかわからないし、気軽にはじめてみようとドラッグストアでノンアルコールの米と麹のみでできたものの1Lパックを購入してました。

シンプルな材料で、甘ったるくない自然な甘さでとても飲みやすかったです。
が、これが1本600円くらい。家族みんなに飲ますとなると
月8本/約5000円
なかなか高いなと。

保存料がはいったもので原材料が国産表記のないものは、1L300円くらいのものもありますが、子供にも飲ませたいので、国産表記のある安心できるものを選びたいですね。

手作りだとだいたい1Lの甘酒をつくるには麹200gが必要なのですが
麹は近所のスーパーなどでも200g/300円くらいで購入できるので、圧倒的にコスパがいいです。
米とつくる場合は材料にお米が必要ですが、それでもたいした金額ではないですね。

保存性

パックの甘酒はだいたい「開封後はお早めに」と書かれています。
大体1週間くらいでしょうか。
手作りでもこれは同じです。

ただ市販だとコスパ優先で1Lパックを購入するので、すぐに飲みきれない時もあって
仕方なく小分けにして冷凍したりもしてましたが、毎日飲む場合、これがなかなか面倒で。
麹菌が死んじゃうからレンジで解凍はさけるべきらしく、自然解凍をして。
飲みたい時にすぐ飲めなかったりする。
かといって保存料が入ったものは「なんちゃってオーガニック思考」的に避けたいところ。

その点、手作りなら自分で作る量を調整できるので、なくなったタイミングで作れば半日でできるから焦って飲む必要もないし、出来上がりの濃度も調整できるので、濃い目の濃縮タイプをつくれば冷蔵庫での保存も省スペースですみます。

1Lパックを冷凍するのって結構スペースとるんですよ。。
濃縮タイプだと好みに合わせて薄めれるし、冷凍の場合でも場所をとりません。

味や食感の違いは

甘みはうまくいけば、市販のものと同じようにしっかり甘くできます。
失敗すると、酸っぱかったり、甘みが足りない(発酵不足)味になります。
米とつくる方法では、ちゃんと麹が働けば、粒感はかなりなくなってドロっとなるのですが、市販のようなサラサラにはならないので、口当たりが気になる場合はミキサーにかけたり、漉したりしないといけません。
あと、保存中に軽く分離(沈殿)しますので、飲む前はしっかり混ぜてから飲みます。

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作り方はいろいろ!炊飯器・魔法瓶・発酵メーカー 最適なのは?

作り方は以下のページがわかりやすかったので参考にしました。
甘酒の作り方|初めてでも簡単|かわしま屋【わかりやすい動画付き】

我が家はこどももいるので、酒麹ではなく米麹の甘酒を選択しました。
麹節約のため、作り方は「うす作り」と呼ばれるお米とつくる作り方です。

家庭でつくる甘酒の作り方は主に

  • 発酵メーカー
  • 炊飯器
  • 魔法瓶
  • 保温器

などで作れます。

検索するとクックパッドなどでは炊飯器でつくるレシピが一番多かったのですが、保温状態で炊飯器を一晩開けっ放しというのも子供がいると心配だし、炊飯器の保温って結構電気使うし、釜を洗うのも面倒だし、少量づつ作りたかったので、気軽にできそうな魔法瓶でできる方法でやってみる事にしました。

魔法瓶で甘酒をつくる時のポイント

温度が大事

魔法瓶での作り方の場合、炊飯器と違って温度を一定に保てるような保温機能がないので、保温性の高い魔法瓶を使う事が大事です。

で、寒い秋冬キャンプで大活躍中のこちらで挑戦。

沸騰したてのお湯を入れて6時間経過しても70℃をキープできるという保温性の高さ。キャンプの時にも夜に沸かしておいたお湯が朝に暖かいまま飲めるので、とっても気に入っています。
さらにブランケットを巻いて保温力を高めて60℃を下回らないようにします。

甘くできなかったら、くじけず再加熱してみる

温度が下がって酵素が働かず、出来上がりが甘くならなかった場合は諦めず、再加熱してみるといいです。
また酵素が働き出して甘く仕上がる時があります。
初めて作るときは、魔法瓶の保存能力かわからないので、4時間くらいたったタイミングで温度を測るといいと思います。
面倒ですが。

温度を上げすぎて麹菌が壊れてしまって失敗した場合は、もうあきらめるしかないと思います。

存在を忘れないで!長く置きすぎると酸っぱくなる可能性も

寝る前に仕込んで朝に取り出すつもりが、そのまま存在を忘れて夕方発見するという失敗を何度かしております。
ブランケットに丸めて手提げにいれてるので、忘れちゃうんですよね・・
魔法瓶での保存期間が長くなると、微妙な温度に下がった状態が長くなる事によって乳酸菌が増殖し、酸っぱくなってしまいます。必ず忘れないよう8-10時間くらいを目処に取り出して冷蔵庫に移しましょう。

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甘酒の飲み方

お料理に使ったりもできるそうですが、今の所普通にしか飲んでません。
冬場や寒い時はお湯で割ったりしっかり温めてからのみます。
生姜パウダー入れたり・・はちみつ入れたり・・黒梅混ぜたり・・
その時に便利なのが、これまたキャンプグッズ。


軽量なチタンと

ステンレス。

はい。ご存知(?)シェラカップです。

キャンプではコップとしてやスープなどを入れるお椀がわりにも使えるし、少量のお湯を沸かすのにもとっても便利なヤツなのですが、これが普段のキッチンでも使いやすいので、我が家では常にスタンバイしているアイテムです。

甘酒は、60℃以上になると酵素が破壊されて効果がなくなってしまうので、レンジで温める方法だと思ってたより熱くなったりして調整が難しい。
でも一人分の温めに鍋を使うのも面倒。
そんな時にこの直火にもかけられるシェラカップがあれば、洗い物も簡単だし温度も見た目の感覚でわかるので安心。
甘酒だけでなく、葛湯も鍋でつくる方がわかりやすいので、これで作ります。

径が小さいので、網が必要ですが。

レンジを駆使している人はレンジの方が楽!となると思いますが、私はレンジでお肉を解凍したり温めとかのコントロールがいつもうまく行かないので逆にイライラして失敗しがちなので、直火のやり方があっていると感じます。

レンジが苦手な直火派の人はぜひ、シェラカップ使ってみてください。
アウトドアじゃない人も、もってて損はしないですよ!