プレゼントや読み聞かせに3・4歳男の子が夢中になるおすすめの絵本|その2:冬に読みたい絵本 & クリスマス編

わが家のおすすめ絵本紹介その2です。
その1はこちら

今回はクリスマス編です。
クリスマスプレゼントにもいいですし、雪の季節になんだか読みたくなる。そんな絵本たちです。
季節によって絵本を思い出すような、絵本を通して四季を感じてもらえたらな…と思います。

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わがやの絵本を選ぶポイントは

  • 絵や色がきれいであること
  • 昔からある本を選ぶ(なるべく)
  • 自分自身(親)が好きと思える話であること
  • 日本だけでなく外国の絵本も積極的によむこと

以上のポイントを踏まえて我が家で選んだおすすめの絵本を少し紹介します。
詳しくは-その1-でご紹介しておりますので、よかったらそちらをご覧ください。
3・4歳男の子が夢中になるおすすめの絵本|その1

3・4歳のこどもにおすすめの絵本 その2:冬に読みたい絵本 & クリスマス編

ゆきだるま(スノーマン)レイモンド ブリッグズ

あらすじ

ある日の朝、目を覚ますと外は雪。急いで服をきて外に飛び出し雪だるまをつくる男の子。
素敵な雪だるまが完成し、男の子は気になって気になって仕方のないようです。
夜になりゆきだるまのことが気になる男の子が外にでてみると、ゆきだるまが動き出しました。
男の子は彼を家に招き入れます。
家の中でいろんなものに触れ仲良く遊ぶ男の子とスノーマン。一通り家の中をまわって遊んだら、今度はスノーマンの番と言わんばかりに、一緒に外の世界へ飛び出します。空を飛び、幻想的な夜の街をぬけて二人で海をながめたり。。
そうこうしていると、やがて東の空が明けてきて、二人はあわてて家にかえりますが… スノーマンはどうなってしまうのでしょうか

全く文字のない絵本です。
絵本自体は大きいのですが、アニメのコマ割りのような絵でストーリーが進んでいきます。
セリフがないので、すべては読む側の想像力に委ねられます。
きっとこんな気持ちだろうな。 とか
きっとこんな会話をしているんじゃないかな。 と想像力が掻き立てられます
まだ文字の読めない頃でも、絵を見るだけでストーリーを楽しむことができる絵本です。
一人でも見れるし、お母さんが一緒に読み聞かせるなら、お母さんがセリフをつけたり、次は子供がつけたりして、読む人によってまた違ったストーリーを何度も楽しむことができます。

色鉛筆の優しいタッチの作品で、心も優しい気持ちに包まれますね。

文字のない本を読み聞かせるのはむづかしいというお母さんには、「スノーマン」という本もあります。
こちらは評論社発行の絵本「ゆきだるま」がイギリスで大人気となり、アニメ化されたものを再度絵本にした、竹書房から発行されている本です。


こちらは、アニメになった時のストーリーがあるので、文字があり読みやすいですね。
サンタクロースも出てくるようなので、クリスマスのプレゼントにもおすすめです。

ただ、私は断然「ゆきだるま」をおすすめします。
ラストのシーンは言葉がないからこそ心に伝わる切ないお話なので、是非子供達に感じてもらいたいなぁと思います。

サンタおじさんのいねむり作:ルイーズ・ファチオ/絵: 柿本 幸造

あらすじ

クリスマスイブの夜。サンタおじさんは、こどもたちにプレゼントを配るため出かけるところでした。
サンタの奥さんからコーヒーとサンドイッチを受け取り、「あなたは食べると眠くなるから、プレゼントを配り終えるまで食べてはダメですよ」と約束をして出かけていきます。
ところが、サンタおじさんは途中で休憩をしようとコーヒーをのみ、たちまちサンドイッチも全部食べていまいました。
案の定ぐっすり眠ってしまったサンタさんを見つけた森のどうぶつたち。
サンタさんを助けようと、みんなで協力してプレゼントを配ることにしたのです。

このお話は、ほんとに可愛くってほのぼのするんです。
奥さんと約束をしたのにサンタさんがついついサンドイッチ食べちゃうところとか
「あーあ 食べたらダメって言われてたのにー」ってなるけど、我慢できないところが何だかこどもみたいで、とっても愛おしくなります
奥さんが用意したサンドイッチとコーヒーも、なんだかとっても美味しそうなんですよね。

森のどうぶつたちも、サンタさんが疲れているから、眠らせてあげようという思いやりがあって素敵だし、形のないプレゼントがあるという事を子供達に教えてくれます
大人も一緒に暖かくってほっこりした気持ちにさせてくれる、ありそうでない物語です。
絵も色使いが懐かしみがあってかわいいから大好きです。
サンタさんのシルエットが、小人みたいに三角なのもかわいいんだなぁ。。

柿本幸造さんの他おすすめ

今回調べるまで気づかなかったのですが、「どうぞのいす」もそうだったんですね。
しんせつってなんだろう?がわかるお話でこちらも「ほのぼの」します。

マトリョーシカちゃん加古 里子

あらすじ

お人形のマトリョーシカちゃんがおうちでパーティーを開催するお知らせを張り出しました。
しばらくすると…お客さんのお人形がつぎつぎにやってくるのですが、お目当の仲間がいないと思って、マトリョーシカちゃんが嘘をついたと怒り出してしまいました。マトリョーシカちゃんはみんなをなだめてこう言います。「ちょっと待っていてくださいな。」 すると驚いた事にマトリョーシカちゃんがパカっと開いて、中から現れたのは…

ロシアの有名なお人形のマトリョーシカちゃんが主人公のお話です。
でてくるお人形がみんな可愛くって、自分もお人形の世界にいる気分になります。絵も可愛いのですが、
お人形さんそれぞれが喋ることばの使い方や、音をあらわす文章が一品! リズム感があって読んでいて楽しくなってきます。

作者は加古 里子(かこさとし)さん。
3・4歳男の子が夢中になるおすすめの絵本|その1 でも紹介しています。
マトリョーシカちゃんは原作があるようですが、詳しくはわかりませんでした。
ロシア人形のお話だし、絵も雪の降っているので冬にぴったりな本ですね。
シンプルな絵なのに、お人形のそれぞれのキャラクターや色がとってもきれいでかわいいです。

かこさとしさんの他おすすめ

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クスクス笑えるおもしろ系ならこれ!

大好きなキャラクターグッズとセットでプレゼントもおすすめ

こどもが初めて出会うマトリョーシカちゃん! これは記憶にものこるなぁ。絶対。

こちらの絵本ナビのサイトにはグッズがたくさんあって、プレゼントにぴったりです。
絵本と合わせてあげたらとっても喜びそうですよね。

こどもたちがお気に入りの素敵な絵本に出会えますように。