子供が風邪をひいて咳が止まらない!
本当に効果のある咳止めは何? 生姜・ハチミツ・アロマ精油・家庭でできる咳・風邪対策を紹介!

なんだか子供が咳をしているなーと思っていたら、あれよあれよと悪化してなかなかすっきり治らない。
子供の咳ってほんとに長引きますよね。
わが家で咳症状が続いた最長記録は約3ヶ月!(5才のカツオくん)
軽めの咳がなかなかスッキリせず、病院への受診も何度も行きましたが治らない。
マイコプラズマ肺炎も百日咳も検査しましたが陰性。
お医者さんは「こどもの咳って続くもんですから」というあいまいな説明で原因もわからずでしたが
3ヶ月を過ぎた頃、気がつくと治っていました。
季節が春になって乾燥しなくなったことも治った理由のひとつかもしれません。

わが家はワカメ(3歳)が低体重児で生まれたので気管が弱く、風邪を引くとだいたい気管にきて咳が続きます。
こどもの咳って夜にひどくなって、なかなか寝付けず見ているだけで可哀想になります。

変わってあげたい。。。ちょっとでも楽にしてあげたい。。。

と色々調べまくり、いろんな方法を試しているので、効果があるかないかは人それぞれだと思いますが
参考程度に少しご紹介したいと思います。

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まずは片っ端から試してみる!咳や喉の痛みに効くらしい食べ物&飲み物

生姜

説明不要!
風邪には生姜。咳にも生姜。とにかく生姜。
生の生姜には体を冷やす効果・解熱・殺菌効果があります。ので冷え性には逆効果
加熱した生姜はショウガオール効果で、体を芯から温めてくれます。ので高熱の際には逆効果
1日の摂取量はスライスなら6枚、すりおろしなら小さじ1程度が適量だそう。
意外と少ないですね。

喉には殺菌効果を狙った生のショウガがよさそうです。

はちみつ

こちらも風邪の定番ですね。はちみつのどあめという商品もあるくらいですから。
寝る前にスプーンひと匙をそのまま舐めたり、お湯にとかしたりして摂ります。
寝る前だと虫歯が心配ですが、抗菌効果があって虫歯にならないらしいから安心です。
むしろ虫歯予防になるという文献もみつけました。
質の良い睡眠を誘い、それが脂肪燃焼につながるという効果もあるらしいので、ダイエットや美容効果もあるのだとか。
子供ははちみつ大好きなので、嫌がらないし、むしろ進んで舐めてくれます。
もちろん1歳超えてから与えてます。

うちで使っているはちみつはずっとiherbで注文していたこちら。


iherbでオーガニックで安かったから購入していたけど、最近は値上がりも著しいので次買うかはちょっと考え中です。
味は丸みのある味でとっても美味しいです。

大根

こちらも定番。おばあちゃんの知恵袋的なにおいがします。
大根の辛み成分である「イソチオシアネート類」には、抗菌作用があるそうで、これが喉に効くと言う事です。

飲み方

大根をはちみつ漬けにしてシロップにして飲んだり、大根をすりおろした汁をお湯で割って生姜のすりおろしやはちみつを混ぜて飲みます。
こちらも甘くすれば子どもたちも普通に飲んでくれます。

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れんこん汁

れんこんに含まれるタンニンという成分が喉の炎症を改善してくれる「消炎作用」や、炎症を起こした血管を縮める「収れん作用」があるうです。
また、タンニンにはアレルギー反応により分泌されるヒスタミン(粘膜をふくらませ、血管を拡張させて炎症を起こす)の抑制効果もあるそうな。
生のれんこんを使うとコスパが悪いので、うちはれんこんパウダーを購入して葛湯にまぜて飲ませています。


こちらは「熊本で農薬や化学肥料を使わずに栽培された蓮根100%の粉末」とのことで安心して飲ませられます。
そんなに頻繁には飲まないので、少量タイプを冷蔵庫に常備して喉や咳が気になったときに飲んでいます。

飲み方

れんこんのすりおろし汁をそのままお湯にといたり、味噌汁に入れたりしてもいいようですが、粉っぽさが残って口当たりが悪いのが気になったので
葛湯でとろみをつけたほうが飲みやすく感じました。
お湯に溶きにくいので、少量の水分でのばしてペーストにしてから割ると混ざりやすいと思います。
味は美味しいとは言えない・・・土っぽいというか独特な味なので、子供にはそのままではなく、生姜でごまかしたり、食事に混ぜるなどの工夫がいるかもしれません。
うちはふたりとも問題なく飲みます。
なんでも飲むんです。うちの子たち。。><

梅の黒焼き・黒梅

梅の黒焼きとは、梅干しの実や種を、炭などを使い鉄釜などでじっくり長時間煎って炭化させたもの。
梅は栄養成分が豊富で、疲労回復や風邪予防などに効果があると言われてますが、これを焼くとまた違った効果があるのだそう。
婦人科系の不調の緩和や血液サラサラ効果、アンチエイジングなどいいことだらけなのですが一番のポイントは冷え性改善
免疫を高めるのに大事なのはとにかく体を温める事!なので、黒梅は生姜と同じく風邪や風邪予防に効果抜群というわけです。

こちらの記事にわかりやすく書かれていますのでご参考に
梅の黒焼きとは|効能や作り方、おすすめ商品までご紹介

梅を焼くくらいならできそうだけど、炭化までは根気が必要ですのでこちらも気軽に市販で常備しています。

created by Rinker
オーサワジャパン

七味くらいのサイズですが、1回に使用するのは耳かき1杯程度なので、なかなか減りません。

飲み方

お茶やお湯に溶いて飲んだり、ご飯やお粥にかけて食べるのもあり。
黒くてもちゃんと梅らしく酸っぱい(しょっぱい)ので、梅茶とか好きな人なら美味しく飲めると思います。
お湯に溶きにくいので、少量の水で溶いてペーストにしてから割ると混ざりやすいと思います。

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葛湯

こちらもド定番。ドラックストアでもいろんなメーカーから売られているのを見かけます。
風邪の漢方といえば、「葛」根湯ですよね。要は体を温める効果が葛にはあるということです。
喉には直接効果はなさそうですが、とろみをつけたいときに使って総合効果を狙います。

created by Rinker
オーサワジャパン

原材料は葛粉(宮崎・鹿児島産)のみ!
これも冷蔵庫に常備。もちろん料理にも使えます。

飲み方

だまになりやすいので少量の水で溶いてから伸ばしていきます。
温めないととろみがつかないので、鍋で温めるか、レンジを使ってとろみがつくまで温めます。

はちみつ + 大根orれんこんパウダー + 生姜 + 黒梅 + 本葛 の全部のせみたいな事をよくします。
味よりも、薬をのむような感覚です。
れんこんパウダーをいれると、謎の飲み物感がすごいです。

ヴィックスヴェポラップ

こどものときから馴染みのあるヴェポラップ。
お母さんによく塗ってもらって大好きでした。

なんと生後6ヶ月から使用できるんです!

喉や胸、背中にぬるとすーっとして、呼吸が楽になります。
鼻詰まりにも効果大。
そして実は裏技的な使用方法が「足裏にぬって靴下を履いて寝る」いう方法。
これが効果があった人がいたり、いなかったりして科学的根拠はなさそうなのですが試してみる価値はありそうです。
子供はとにかく手を舐めたり目をこすったりするので、顔周りに塗るのはちょっと抵抗があります。
足裏なら手に触れることも少ないと思うので、安心ですね。

アロマ精油(3歳以上)

うちでは抗菌効果のある精油を常備しています。
ダニ除けや虫除けスプレーに使ったり、洗濯の匂いが気になる時に入れたり、アロマとして使ったり。。
市販の芳香剤や合成香料が苦手なので、精油のほんのり自然な香りがちょうどいいんです。
そして、風邪の時にも症状を緩和する嬉しい効果が色々あるという強い味方!
セラピストではないので詳しいことはわかりませなんが、ゆるく取り入れているわが家のアロマの使い方をご紹介します。

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抗菌効果のある精油とは

ユーカリ
咳を鎮め、たんを取り除く作用、解熱作用、抗菌・抗炎症作用、去痰作用
→吸入、オイルに混ぜて塗布、マスクに
覚醒作用があるようなので、寝る前は避けた方がよさそうです。
風邪全般・咳・痰・のど
ティーツリー
抗ウイルス作用、殺菌力No.1。免疫力も高めてくれます。
→吸入、オイルに混ぜて塗布、マスクに
痰・のど・鼻水・鼻づまり
ペパーミント
鼻水や痰を排出を促し咳を鎮める。
殺菌効果、鎮痛作用や鼻粘液の排出作用・去痰作用もある
→吸入、オイルに混ぜて塗布
のど・鼻づまり・頭痛
ローズマリー
咳や気管支炎、去痰にも効果的で、血液循環の促進効果もある。
→吸入、マスクに
鼻づまり
ハッカ油
抗菌・抗ウィルス効果があり、カゼ予防のほかカビ・ダニを防ぐ効果もある。
→うがいに

などなど。

うちで常備しているアロマはこの5つ。
ティーツリー、ユーカリ、ローズマリー、ハッカ油、ラベンダーです。
どれも香りも好みで使いやすいです。
レモンも効果があるようですが、柑橘系の香りが苦手なのでうちでは使っていません。

風邪の時の使い方

塗る

一番簡単なのがオイルに混ぜて喉や首回りに塗る方法。
大人の場合オイルに対して1%の希釈(敏感肌や顔に使う場合は0.5%)がいいそうなので

大さじ1(15ml)に対して3滴(0.15ml)
小さじ1(5ml) に対して1滴(0.05ml)

子供には大人の1/3の量

大さじ1(15ml) に1滴(0.05ml)

この量で、ワセリンやキャリアオイルで希釈します。
うちではホホバオイルを使ってます。
子供には3才以上、念のため少量をパッチテストしてから使用するといいと思います。

吸入する

蒸気で吸入する

洗面器にお湯を張って、1、2滴精油を垂らし、香りが逃げないように頭にタオルをかけて吸引する方法。
子供にはマグカップで1滴たらし吸入する方法が簡単で良さそうです。
お湯を使うので、小さい子供の場合は見守りが必要。

布につけて吸入する

お湯を使うのを避けるなら、布に1、2滴垂らして吸入する方法もあります。
こちらの方が気軽で簡単ですね。
顔に直接精油が触れると刺激になるので、マスクの表側の方や鼻から遠い部分に垂らしましょう。
マスクや枕に垂らすのもおすすめ。

うがいする

コップ1杯に精油を1滴。ハッカ油やティーツリーがいいようです。
もちろん飲んでは行けません。
うがいがちゃんとできない幼児には不向きかも。

と、とてもざっくりな使用方法ですが、詳しくは専門的なサイトが色々あるので調べてみてください。
体の中に取り込むものなので子供に使用する場合は注意が必要です。

参考サイト
くらしとアロマ

ハーブとアロマの力で風邪対策♪症状緩和と予防に役立つケア方法6選...
風邪は万病のもと。特に乾燥が進む季節は風邪をひきやすいので、日々のケアで体調管理を行い、ウイルスに負けない体づくりを心がけたいもの。ストレスがたまると免疫力が落ち、風邪を引きやすくなってしまうため、ハーブを活用して、心身共にリラックスできる風邪対策を行いましょう。

まとめ

子供のお薬って、効き目が穏やかなのですぐにすっきり改善!という訳にはいかないのが現実・・・1ヶ月も2ヶ月も薬を飲み続けてるなんて事もあります。
少しでも我が子の負担を和らげれるなら、民間療法でもなんでも試したいですよね。
子供の風邪は3歳まではひっきりなしに続くので「風邪の時はわが家はこれが一番!」というような家族にあった定番の方法が見つけられるといいですね。